犬と歩けば・ゆっくりのんびり

日記の履歴
2010.1.4〜2010.4.19



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 佐倉城趾公園内の山渓亭にて (2007.2.11)
左から 「ベルちゃん、サムちゃん、サクラちゃん?」

管理人からのお知らせ(2013年9月30日)
冬瓜さん、長い間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。


2013年9月30日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 280

 2013年 9月30日(月)晴れ 完

 花屋から「ベルちゃんにお花が届いています。」と連絡があった。
 ベルが死んだ。13歳にひと月足りなかった。
22日日曜日の昼頃、私が出掛けてすぐだったと、家人は言う。その日は私の所属する八千代市の川柳大会で、昼前に家を出た。出掛ける時、行ってくるとベルに声をかけて鼻先を撫で、両耳をくちゃくちゃした。もう頭が上がらないベルは、それでも私を目で追っていた。
 その3日前、赤子のようにもう身体のどこにも力が入らないベルを抱いて外に連れ出し、中秋の名月を見せた。
 とにかくベルは、いろいろな人に好かれた。特に小学生女子には「可愛い」と、もてた。近所の人たち、特に聾唖の人とはベルが介在したことによって、人間関係も上手くいくようになった。
 ベルのおかげで、私も家人もとにかく歩いた。そしてその名前を何回呼んだ事だろう。

ベルへの花束は、1月私の留守中にベルが大病したとき、診てくれた美人の先生からだった。
 何度もお見舞いのはがきを書いてくれた、2年生のさとちゃんに泣かれた。
そして私も、ベルがいてくれたおかげで10年余も、日記を書くという経験をさせて貰った。

 最後に、私がへこんだとき励まして戴いたあの方この方、そして読んで戴いた皆様に、心よりお礼を申し上げます。

 長い間、有り難うございました。

                  20130930日    ベル・冬瓜
2013年9月19日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 279

 2013年 9月19日(木)晴れ お月見

 のっそりと、おおきなまん丸いお月さまが、登ってきた。いままで何度も見てきた満月だけれど、思わず声に出してしまうほどきれい。
昔の人が「月ごとに月見る月は多けれど月見るつきはこの月の月」と歌ったのと、同じ気持ちだ。
 家の近くに「ゴミ屋敷」がある。今日、その前を通ったら、その家の奥さんが、低いフェンスを越えて歩道に伸びてきた雑草を刈っていた。いやー珍しい事もある。ではフェンスの中も少しは片付いたかと覗いたら、玄関ドアーの前を塞ぐように置かれていた衣装箱はそのままで、他に大きな段ボールが二つ増えていた。

2013年9月18日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 278

 2013年 9月18日(水)晴れ

 このところ、お相撲さんが良く泣く。初めての金星で嬉しいのはわかる。男は人前で泣くな、なんて言わない。でもね、お相撲さんはプロ、勝負師だから、土俵で泣くのは見たくない。
 ベルの薬を貰いに行った。2000年の暮れにベルが家にやって来たとき、連れて行ったこの犬猫病院は、開院したばかりだった。だから院長も印象深いのか、あれこれとベルの様子を聞く。説明している途中で、突然喉の奥が詰まり涙が溢れた。みっともないと思ったが、どうにも止まらなかった。
 他人には厳しく、自分には甘く・・・だね。

2013年9月17日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 277

 2013年 9月17日(火)晴れ

 東京に住んでいる友人が、「若冲」が見たいと福島県立美術館へ行ってきた。

「福島は、駅の周りでも夜は暗いのよね。」と言い、泊まった野地温泉は、立地と温泉はすばらしかったが、食材はすべて他所から取り寄せたものだってと、残念がった。

 今日電話してきた彼女は、「今からオリンピックでもないだろうけど、あちこち工事中で道路は渋滞、夜はいつまでもまっぴかり、福島の人たちはどうして怒らないんだろうね」と言う。

 今日のベルは、様子を見ていて水を近づけると、その中にがくんと顔を落とすようにして、舌を動かして少しばかり水を飲む。とたんにベルのお腹がグウグウと、思いがけず大きく鳴る。

 そろそろ時間かなと、小さくなったベルを抱いて雑草の生えているところへ、そっと下ろす。後ろ足が利かないから、オシッコも途中で止まる。腰を支えるがうまくいかない。思い切ってしっぽを掴んで持ち上げたら、上手くいった。

お互いにほっとして、またそっと抱いて帰った。
2013年9月16日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 276

 2013年 9月16日(月)台風18号通過

 ここらでも凄い雨風だった。この頃は、滅多に起こらないことが続いて起こる。
京都の桂川が氾濫して、渡月橋が通行停止になるなんて、考えられない事だった。我が家の被害は、菊鉢が1個。
 ところで今日は老人の日。65歳以上の高齢者は3千万人で、うち老人だと自覚している人は1割だとか。私は現実(体力)と、意識(まだまだという思い込み)の間で、揺れている中間層か。
 ベルは餌を全く食べなくなって10日余。家人がペースト状の餌を2,3回、無理に口の中に押し込んでいる。水も無理に飲ませている。日に3回、外へ抱えて行きオシッコをさせているが、後ろ足が利かない。一日中サークルの中で横になったまま、時々何か考えているような顔もする。

2013年9月13日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 275

 2013年 9月13日(金)晴れ

 綺麗な色の秋茄子が、お店に並んでいる。ナスは煮ても焼いても好きだが、焼きナスは綺麗な色の皮を剥いてしまうのが残念だ。 漬け物も良いが消化が悪そうで、胃の検査までは我慢していたが、今日胃カメラ検査も終わったので早速漬け物にした。
 ベルは殆どを寝て過ごし、オシッコに連れ出すと、後ろ足が支えられない。

2013年9月12日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 274

 2013年 9月12日(木)晴れ

 久しぶりに気温が30℃迄上がったが、風通しを良くしてクーラーをかけずにすんだ。
 ベルは寝たまま、家人に水を飲ませて貰っている。
福島第一原発の汚染水問題が、非常事態だ。地下水が汚染されて、際限なく増え続けている。
師匠の留守に、水を汲む代わりに魔法で水を出したが、止める魔法は知らなかった昔話「魔法使いの弟子」みたいだ。
「原発と汚染水タンクの周りの土を凍らせる」という案が出ているらしいが、成功の確証はなく心配点ばかりが指摘されている。
 ならば、水で冷やすのを止めれば良いとシロートは思うけれど?

2013年9月11日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 273

 2013年 9月11日(水)曇り

 昼前、やっぱりあの灰色猫が、様子を見にやって来た。ベルが2月の病気以来、縁側に出なくなってしまったのを知って、自分の縄張りを拡げる積もりらしい。
 1軒先の家で、嫁いだ娘さん2人がそれぞれ子どもを連れてやって来た。その子どもたちがガヤガヤと連れ立って、「犬を見せて」と、やって来た。事情を話して、犬小屋へ案内すると、「この前は吠えたのに」とか言いながら、遠巻きに眺めていた。べるはもう、立ち上がるのも億劫なのだ。
 明日はまた、暑さが戻るという。

2013年9月10日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 272

 2013年 9月10日(火)晴れ

 いやあ、やられた。昨日カマスが安かった。明日塩焼きにしようと買ってきたが、少し風に当てた方が美味しいので、塩水につけた後、干物用籠に入れて日陰に出した。
今朝取り込もうと見ると、籠がイヤに変形している。あれ?1匹しかない?ファスナーはしまったまま。おかしいと思ってよく調べたら、食いちぎられた様な直径2センチほどの穴が開いていた。ははーん、ここから1匹盗んで行ったのだ。猫だろうと家人は言う。以前ベルが睨みを利かせていたので、猫は我が家に近寄らなかったのだ。猫ならばこのあたりのボス、灰色猫だ。あの猫の重さなら、籠もこんな風に変形するだろう。それにしても物干し竿につり下げている籠に、よく飛び乗ったものだと感心した。

2013年9月9日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 271

 2013年 9月 9日(月)晴れ

 家人はあちこちへ投句して、5百円や千円の図書券を貰っているが、今回1万円という賞金を貰った。チャンスとばかり今年初めてのウナギを奢らせた。
 ベルは、ささみ小を1本食べた。このまま涼しくなればと、期待している。
「東京は安全」かあ。総理大臣には、日本って「東京」の事なんだ。

2013年9月6日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 270

 2013年 9月 6日(金)曇りのち晴れ

 アニメの神様・宮崎駿監督が引退。私のベストスリー作品は、「トトロ」「ポニョ」そして「千と千尋の神隠し」。
 2020年オリンピック開催地候補ベストスリーは、ドーピング選手がうじゃうじゃの国と、放射能汚染水にきりきり舞いしている国そして財政破綻の国。現代のオリンピックってなんだ?
 ベルは一進一退を繰り返している。昨日はジャーキーも少し食べたし、瞳にも力が出てきたと安心したが、今日は朝から元気がない。これからは涼しい日も多くなるから、長い目で見よう。

2013年9月5日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 269

 2013年 9月 5日(木)雨のち晴れ

 全国各地で、大雨や竜巻が大暴れしている。それがいよいよ当地にもやってきた。
朝から大雨が降っていたが、お昼過ぎ明るくなってきたのにいきなり、(恐ろしくなるような)土砂降りになった。短い時間だったが、戸は全部閉めてベルと息を潜めていた。
 勿論、今日の外出予定はすべて止めて、家の中ででれでれ・ごろごろしていた。ま、いつも通りなのだが。
雨上がりの夕暮れの空は、秋を思わせるあかね色に染まっていた。

2013年9月4日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 268

 2013年 9月 4日(水)雨のち晴れ

 久しぶりに、熱帯魚の水槽の掃除をした。水槽内の汚れが気になっていたが、ベルのことで目一杯でのびのびになった。
熱帯魚は去年の暮れに、ヒーターが2日間外れていたのに気がつかず、残ったのは30匹だけだった。今は3倍近くに増えたが、どういう訳か小型鮒の様な地味な魚ばかりになった。
メタリックなブルーやレッドの魚は、1匹も居なくなったのが残念でならない。
でもまあ、よく見ると幾らか色のついたのも居るから、今後を楽しみにする。

2013年9月3日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 267

 2013年 9月 3日(火)晴れ

 月に一度の川柳句会だったが、最近はふるわない。例えば「励ます」と言う題で、「二死満塁応援ラッパ鳴り渡る」が抜けて「物忘れ励まされても治らない」は、ボツだった。私としては前の句はありきたりでつまらないが、後者は自分の事で具体性があると思った。或いは助詞を換えて、「物忘れ励まされた(が)治らない」とした方が良かったかも知れない。

2013年9月2日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 266

 2013年 9月 2日(月)晴れ 猛暑

 暑くて長かった8月が、やっと終わった。9月になればとベルを励ましていたのに、今日も未だこの暑さだ。ベルは戸外の犬小屋と、家の中のサークルを行き来しているが、土曜日は小屋に入ったままだった。いよいよ弱ったかと、様子を見ていた。ベルは水を飲む時(サークル近くにも用意してあるのに)わざわざ戸外迄水を飲みに行くが、室内へ戻るとき、床面迄わずか20センチほどの高さを上がれないとわかった。そこで足台をおいてやるとまた、室内に戻ってくるようになった。
 ベルはサークルから出て段差まで行ったのに、そこで暫く迷ってはサークルに戻り、また立ち上がってサークルを出て、今回は水を飲みに行く、なんて事もやっている。それはまるで、冷蔵庫を開けてからあれ?何を出そうと思ったんだっけ?と迷っている自分と似ている。

 夕方涼しくなると、家人がベルを自転車の前かごに乗せて、近くをサイクリングする。
このひと月でベルはすっかりやせ衰えてしまったが、未だ立てるし少し歩ける。
9月も体調の管理が難しいが、ゆっくり丁寧に、ベルに寄り添って行こうと思う。

2013年8月30日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 265

 2013年 8月30日(金)晴れ 猛暑

 「犬が食べなくなると言うのは、もう覚悟しているからで、それを無理に食べさせたり薬を飲ませたりするのは、人間のエゴじゃあない?」と、友人は言う。確かにそうもいえるが、一緒に暮らしてきた犬は、もはやただの犬ではない。
 暑くて、ザブンと顔を洗ったついでに、ベルの顔と手足も拭いてやった。

2013年8月29日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 264

 2013年 8月29日(木)晴れ

 ベルは今日も一日、寝て過ごした。餌を食べさせるのは、我慢比べだ。
手の上に食べ物を少しのせて、目の前に差し出す。ベルはそれをちらちら見ながら、一度はそっぽを向く。完全拒否の時は、座り直して、背中をこちらに向けて無視する。そうでない場合は暫くして、一口食べる。気に入るともう一口食べる。こんな風で、今日はカリカリを少し、昼は缶詰のペーストを二口食べた。

2013年8月28日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 263

 2013年 8月28日(水)

 暑さが戻った。今朝、ベルが久しぶりにカリカリ(ドッグフード)を、少し食べた。良かった良かった、8月もあと数日。本格的に涼しくなれば、また食べられる様になると、大喜びしていた所にこの暑さだ。
 同級生のAちゃんに、会った。これからダンスに行くところ(この暑いのに!)だとかで、キッチリ折り目のついたベージュのパンツをはいて、すっくと立っていた。彼女とは高校生の時からの付き合いだが、今、このときの彼女が一番輝いていて思わず見とれた。連れ合いを亡くされてから5年くらいだろうか?(女性は・・・)の噂は、本当かも知れない。

2013年8月27日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 262

 2013年 8月27日(月)うす曇り

 今年も魚屋の店頭に、ぴかぴかのサンマが並んだ。
亡き義姉は福島の浜通り出身で、季節になると地元からトロ箱でどーんとサンマが送られてきた。それを我が家にも届けてくれ、初めてサンマのお刺身を味わったのも、義姉の手作りだった。
 3,11以来2年半経って、東電の汚染水問題だ。これは日本よりも外国での風評被害が大きくて、日本の水産物は二束三文で買いたたかれていると言う。
 ベルを、鼻の先からしっぽまでにょごにょごと撫でる。ベルは喜びも厭がりもせずにじっと横になっている。私の指先は背中もお腹も尖った骨ばかりに触る。

2013年8月26日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 261

 2013年 8月26日(月)うす曇り

 このひと月、殆ど何も食べないベルは、すっかり小顔になり首輪も二回りは緩くなった。
私たちは、毎日何を食べてくれるか頭を悩ましている。昨日は、2月の大病した時に病院で出された缶詰を、少しなめた。
 食欲のないことに医師は「心臓病の他にも、何か病気があるのかも知れません」と言うが、態度は(この夏は超すまい)と言っている。
 家人は「気分転換」だと言って、ベルを自転車に乗せてあたりをひと回りしに行った。

2013年8月23日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 261

 2013年 8月23日(金)曇り

 昨日の続き

 2人が来るときは母親が送ってきたが、帰りは2人だけで返してくれと言う。JR津田沼駅から各駅停車に乗せてくれれば、終点の三鷹駅で親が待つのだという。4年生は2年前、たった一人でこのコースを経験済みである。
 2人を連れて改札を抜けると、4年生が「トイレ」と言い、2年生も「僕もおしっこ」と言う。さてホームに着いて乗車時間がわかり、親に連絡しようと思ったら、私がケータイを忘れて来たのに気がついた。4年生が「公衆電話を探してくる」と、ホームを駆け回ってくれたが、なかった。
 世話を焼いてるようで、労られている自分を感じた。
 1時間半後、二人は無事に親の手に戻り、私の今年の夏の課題も終わった。

2013年8月22日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 260

 2013年 8月22日(木)薄曇り

 昨日の続き

 2人の夏休みの宿題は、2年生が漢字書き取りプリントを8枚、4年生は自由研究とポスター描きを持ってきた。4年生は自由研究のテーマはすでに決まっており、資料はパソコンで検索している。ポスターも下書きが出来ているらしく、後は色を塗るだけという。さて2年生の漢字書き取りは、今までに習った文字だと言うが、すらすらなんて書けない。傍について書かせると、えらく時間がかかる。途中から電子辞書を貸して、引き方を教えた。クククッと笑いが聞こえるので見ると、辞書で勝手な文字を入れて遊んでいる。と言うわけで、プリントを2枚仕上げるのに2時間近くもかかった。

 えいままよ!と、私は残りの漢字プリントをパソコンに入力して変換、あっという間にあんちょこ(いまでもこの言葉を使っているのだろうか?)を作って、翌日はこれを写させた。すると残りの6枚はあっという間に仕上がった。

2013年8月21日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 259

 2013年 8月21日(水)薄曇り

 昨日の続き
片付けをしている時2年生がやってきて「おばあちゃん、ブンカってなあーに?」と聞く。ははーん、朝食の干物を「文化さば」と言ったからだと、察しが付いた。だからといって「文化とは何か?」には答えられない。「ごめーん、わかんない」と言ったら、あっさりと引き下がった。
朝の日課が終わると4年生が「身体を動かしたい」という。この暑いのに内心(じぇじぇ)と、舌打ちをする。家人は私が問いかける前に「俺は、これから会議で出掛ける」と、先制攻撃をかけてきた。10時前とはいえ、炎天下だ。やむなく(熱中症候補の)高齢者と小学生が公園まで歩き、遊具や小川で遊んだ。帰りはお昼になったので、いつものパン屋でランチをしてから、ビデオやに寄ってタッチとコナンを借りた。
 夕食を食べながら、2年生が綱を握って傾斜板を登る遊具に登れたと、家人に大げさに報告した。身体の小さい2年生は、この春休みに来たとき迄は、出来なかったのだ。

2013年8月20日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 258

 2013年 8月20日(火)晴れ 酷暑

 昨日の続き。
我が家では原則、ビデオ・テレビは見たい放題である。午前中の日課が終わるとビデオ屋へ行き、帰りはパン屋によってお茶をするというのが、習いとなった。ビデオ屋で野球少年の4年生は「タッチ」を、2年生は「名探偵コナン」を借りる。
 彼らは、5時間でも6時間でも飽くことなく見続ける。その体力と集中力は、私たちが失った「若さ」なのだ。
 2年生は「タッチ」が、退屈らしい。で、いつの間にかパソコンの前に陣取って、(パソコン新しくなったね)とか言っていたと思ったら、ちゃっかり動画で「キン肉マン」を見ていた。途中から4年生も加わって、一つの椅子に身体を寄せ合って(暑いのに)熱心に見ている。
 操作の経緯は、こうらしい。私のパソコンはローマ字入力だ。2年生は「けいってなーに、ティーってどう書くの?アイってどんな字」とひと文字ずつ聞いては(ティーは、つたやのティー?)なんて繰り返しながら、検索の窓に入力する。と言っても全文字入力するわけではない。キン肉マンならkiだけ入力すると、候補文字がずらりと表示されるから、その中から「キン肉マン」を選べば良いのだ。
「見たい」という要求は、パソコンの操作もローマ字の壁も易々と乗り越える。パソコンが新しくなっただけでびびっている自分と比べて、世代は変わったとつくづく実感した。

2013年8月19日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 257

 2013年 8月19日(月)晴れ 酷暑

 酷暑が続いている。食欲のないベルは、なんとか命を繋いでいる。
 学童も少年野球も休みのお盆の期間、娘の息子を2人我が家で預かる事になった。 2年生と4年生の男の子と言えば、「想定外」の固まりのようなもので、老人家庭には刺激の多すぎる毎日だった。それでも、沓脱ぎに子どもの靴が脱ぎ散らかされている風景は、心を暖かくしてくれる。

 でもその靴がひどい。底が剥がれかかっていたり、穴が開いている。靴屋に連れて行って、買い換えた。4年生はレジで、(65歳以上はシルバー割引)の広告を見つけてくれて、1割引で買えた。またパン屋へ行ったときは、パートの募集広告を見て「時給800円って、結構高いね」なんて言った。娘に靴のことを言うと、(男の子は使いが激しいから)と弁解したが、2年生の子は(砂が入ってこなくなった)と、喜んでいる。

2013年8月9日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 256

 2013年 8月 9日(金)晴れ 酷暑

 夕べ、何も食べないベルを見ていたハナのお母さんが、(いっそかつ節かけたご飯なんかどう?)と言ったので、試してみた。
まず削り節だけを少し手のひらにのせて差し出すと、興味を示してやがてぺろぺろと舐めた。2,3回舐めさせて味を覚えて貰ってから、レトルトのおかゆに混ぜて差し出すと、フンと横を向いた。削り節なんか3袋舐めたって、たったの9g。何とか一口でも食べさせたいと、最後には口の横から押し込んで、飲み込むまで押さえた。たったの一口だけだが、これ以上は信頼関係に響くと思い、止めた。
 (来週は夏休みを戴き、次回は19日からとさせて戴きます。m(_ _)m

2013年8月8日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 255

 2013年 8月 8日(木)晴れ 酷暑

 「あまちゃん」の音楽を造った大友良英さんという音楽家の話を、ラジオで初めて聞いた(8/7TBSラジオセッション22)。
 彼の「ノイズ音楽」というのは、ただただ(こんな音楽もあったのか)と驚くばかり。「あまちゃん」で作った曲は、200曲の注文の所、とにかく現場が楽しくて300曲作ったとか。やっぱり楽しいと、なんでもはかどるらしい。
 この暑さで、ベルの食欲はまたまた下がって、薬を飲ませるのがやっとの分量。夕方の公園で、イチゴのお母さんから犬用ビスケットを頂いたが、細かく砕いてやっと半分ぐらいなめた。残りは、傍で待っていたハナ子が平らげた。

2013年8月7日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 254

 2013年 8月 7日(水)晴れ 立秋

 立秋という名の猛暑日で、テレビでは昼前から高温注意報のテロップが流れていた。サークル内のベルは腹ばいになり、前足の間に顎を落とし、後ろ足はそろえて横に伸ばしている。つまりくつろいでいるのだ。何気なく真似してみて、驚いた。両腕の間に顎を落とすなんて無理。さらに足を揃えて横に伸ばすなんて、まるでヨガ。今更人間と犬は違うというか、犬は身体が柔らかいというか・・。えっ、自分の歳を考えろって?。ま、その通りです。

2013年8月6日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 253

 2013年 8月 6日(火)晴れ一時雨

 ベルを病院へ連れて行く。食べない割には、前回よりも150g体重が増えていると言うことで、今の治療を継続することになった。1ヶ月分の薬を頂いて、会計は13335円だった。

 夕方ラジオで聞いた句。作者のお名前は聞きそびれた。

2013年8月5日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 252

 2013年 8月 5日(月)晴れ

 今日も、ベルをつれて夕方の公園へ行った。人気の少なくなった芝生の上に座っていると、草の臭いがした。蜂の羽音が聞こえる。ベルは目をつむって、じっとしている。鼻先だけ時々動かした。薬で症状は抑えているものの、綺麗なピンクだったベルの舌は、薄紫色だ。

 スーパーなどで、昔の犬仲間によく声をかけられる。ベルの噂が広まっているのだ。

2013年8月2日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 251

 2013年 8月 2日(金)曇り

 寝る前にお茶を一杯飲んだ時、茶碗の茶渋が気になった。茶碗に水を張って漂白剤を落とし、流しの真ん中に置いて寝た。

 その後、口の中に薬を入れて台所にやってきた家人は、茶碗に気づき何気なく飲んでしまったという。翌朝、驚く私を尻目に家人は、気がついたときにはもう飲んでしまったが、その後水を沢山飲んだから大丈夫だという。自分の老化に気をつけるだけで、精一杯。同居人のぼけまで気にしちゃあいられない。

2013年8月1日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 250

 2013年 8月 1日(木)曇り

 いよいよ8月に入った。梅雨明けの、あの暑さがまたやってくるかと思うと(病犬を抱えているので)自然に身構える。

 今日も夕方は涼しい風が吹いてきたので、ベルを公園の芝生に連れて行った。

 リハビリが必要なエマと、ハナのお母さんそしてイチゴのお母さんまでやって来て、田舎の殺人事件で話が弾んでいる。私はハナのお父さんと、犬たちの薬の話をしていたら「俺さあ」と言って急ににやにやした。ハナも血管拡張剤を飲んでいて、「ハナ子の薬が足りないと思ったら、俺が飲んじゃったんだ」と言う。「で、マツキヨの薬剤師に聞いたら、大丈夫です。犬も人間も薬は同じで、量が違うだけだって」

 相変わらす食欲のないベルは、(リョウのお母さんに貰ったのがきっかけで)ビーフジャーキーとかささみとたら・柔らかささみ野菜入りなんておやつは欲しがる。家人は細かくしたジャーキーをドッグフードに混ぜたら、ベルはジャーキーだけをよって食べたとか。ともかく食べられるものが見つかって、良かった。

2013年7月31日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 249

 2013年 7月31日(水)曇り

 ケータイも腕時計も持たなくてもベルは、15時半になると小屋から出てくる。(未だ早いよ。5時になったらね)と言い聞かせておやつをあげると、家の中のサークルに入って、散歩の時間まで待つ。きっかけは何だったかもう忘れたが、今日は一日中働いて、2階で空になっていた押し入れダンスを階下の押し入れに移した。何回階段を上り下りしただろうか?涼しかったとはいえ、夕方には顎に汗疹が出来た。ゴミ袋も2ついっぱいにした。未だ片付けの途中だが、次回の予定は見えない。

2013年7月30日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 248

 2013年 7月30日(火)曇り

 曇っている所為でいくらかしのぎやすいが、べるの食欲は落ちるばかり。気分転換にと夕方、また公園へ連れて行った。
 公園の入り口で海と会ったが、海は公園へ入るのはいやがるから、周りを回るという。ふさふさとした立派なしっぽは毛が抜けて、しょんぼりと大きなお尻にくっついていた。
 いつもの場所でくつろいでいると、ハナ子の一家が来てリョウ君もお母さんとやってきた。ベルは病気ばっかりしていたから、リョウ君に会うのは半年ぶりだ。リョウ君のお母さんを見るとベルは、つかつかと近寄ってゆきおやつをねだった。びっくりしてみていると、もっと頂戴とばかりそばを離れない。いくつか貰って(もうかすしかないよ)と言われたが、「かすでも良いからください」と、私が言っていた。

2013年7月29日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 247

 2013年 7月29日(月)雨・曇り

 昨日の夕方、ベルを公園の芝生広場に連れて行った。そろそろ帰ろうかと言うときになって、ハナがお父さんとやって来た。見るとその後ろの方からお母さんがそろそろと、歩いている。なんでも今月1日、ツアーに出掛けるので戸締まりをしているときに踏み台から落ちて、肋骨を折ったという。で、今日は初めてリハビリで、公園の散歩に出てきたとか。最近開業した整形外科が近くにあるので便利だが、毎週行くたびに(大して変化なんかないと思うのに)レントゲンを撮るとか愚痴を聞いていたら、エマちゃんたちもやってきた。エマちゃんのお母さんも歩き方がおかしい。膝に水がたまって、治療中とのこと。いやいや暫く会わないと、故障者が続出。元気なのは、新人イケメン歌手の追っかけをやっていて、先日相模原まで行ったとかいうリョウのお母さんぐらいか。

2013年7月26日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 246

 2013年 7月26日(金)晴れ

 先月パンが値上げされて、近くのパン屋からすっかり客足が遠のいた。昼時は3つのレジに行列が出来ていたのが、嘘のようだ。いや、茄子だって一袋に5個入っていたのが、この頃は4個しか入っていない。じわじわと値上げが押し寄せている。どこを減らそうかと、今月からまた、家計簿をつけ始めた。
 今日はまた蒸し暑さがぶり返して、ベルの動きも食欲も鈍い。

2013年7月25日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 245

2013年 7月25日(木)曇り

保冷剤を大小そろえて置いて、状況に応じてベルの小屋あるいはサークルに入れてやる。ベルはそれを、自分の好きなように置き換えて利用している。今朝、新しいのと取り換えて、しばらくして覗いてみたら、文字通り枕にして横になっていた。

2013年7月24日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 244

 2013年 7月24(水)雨曇り

 そんな筈はないのだけれど、ベルの顔を見るとなんだか目の下に隈が出来ているように見える。今日も殆どを寝て過ごし、ドッグフードを少々食べ、水は沢山飲んでいる。(利尿剤が効いているのだが、この薬は肝臓と腎臓に悪い。)

「昔はガキ大将だったのにねえ」日曜日の公園であった、柴犬ごんのお父さんに言われた。そうなのだ。ベルはもめ事が好きで海、サムとつるんで野良猫を追い回していた。人間も犬も、歳をとる。人間の5,6倍もの早さで、歳をとる。

2013年7月23日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 243

 2013年 7月23(火)晴れ

 ベるは1週間分の利尿剤を飲み終えたので、また病院へ行った。
この間は涼しかったことや、薬が効いて咳は少なくなったが、食欲ががくんと落ちて、7月初めに9,5sあった体重が8.7sに減ってしまった。病院の待合室に置いてある試食用ドッグフードを数粒食べたので(前回までは、販売しないと言ってた)それと、(これも数粒食べたので)キャットフードを買って帰った。

2013年7月22日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 242

 2013年 7月22(月)晴れ

 ベルは、夕飯の支度をする私を、近くで眺めている。私は、ベルが食べられるものが何かないかと、あれこれ指先に乗せたりつけたりして、ベルの鼻先に持ってゆく。大抵は鼻先を横に向けてイヤというが、まれに気に入ったものがある時は、実に慎重に歯が私の指に触らないように、食べる。ベルのこんな心遣いに出会うと、人間と犬という関係が不思議に思える。

2013年7月19日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 241

 2013年 7月19(金)晴れ

 日射は強いが、北からの涼しい風が吹いて、割と過ごしやすかった。夕方、ベルといつもの公園へ行き、木陰になっている芝生の上で寝転んだ。青い空白い雲と眺めているうちにうとうとして、気がついたときには全天を、低い雲が覆っていた。
 この宇宙(他にもあるかもしれない)が出来た時からの、自然と人間の今までの歴史を書いた「137億年の物語」の著者、イギリス人のクリストファー・ロイドさんが2度目の来日中で、進化論のダーウィンに現代を見せたい、福島そして日本の参院選も見せたいと言ったとか。
 宇宙規模、自然規模で今回の選挙を見るなんて、良いんじゃないかな?

2013年7月18日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 240

 2013年 7月18(木)晴れ

 お向かいの柴犬は、ベルよりも5歳年長の17歳である。元気に散歩する様子を見て(元気で良いですね)と声をかけると(無駄に生きています)と、お父さんが答えた。そういわれると、なんだか自分の事を言われて居るようで、一寸ひるむ。勿論、他意が無いのはわかっているが、振り返ってみれば「生きとし生けるもの、みんな無駄に生きているんじゃないか?」なんて言ってみたくなる。また、暑さがぶり返した。

2013年7月17日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 239

 2013年 7月17(水)晴れ夕方雨

 今日は(30度を下回るとこんなに涼しいんだね。)と、あちこちで言い合った。
 ベルは今日、かりかりを10粒ほど召し上がった。抱きかかえるたびに、軽くなる。朝晩薬を3種類。それでも時々咳が強くなるときは、病院でステロイドの注射をして貰う。食べ物の無理強いはいけないと、止められている。散歩もだめ。でも小屋の中ばかりでは退屈だろうと、夕方自転車の前かごに入れて緑地帯を散歩していたら、雨が落ちてきて急いで帰った。

2013年7月16日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 238

 2013年 7月16(火)晴れ

 酷暑から一転。夕べからの涼風に、一時ほっとしている。しかしベルの状況は、芳しくない。とうとう何も食べられなくなった。月初めには9,5sあった体重が、今日は8,8sまで落ちた。
 そんなわけでアイスノンを枕に、ベルは一日中寝転んでいるが、知らない人がやってくると立ち上がって、俄然激しく吠えるのである。今日は注射と、新しく利尿剤が処方された。
夕方ベルを自転車の前かごに入れて、老人2人と老犬1匹がのんびりと病院を往復した。こういう場面は、若い頃には決して想像出来なかった。

2013年7月15日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 237

 2013年 7月15(月)晴れ 酷暑

 暑さにバテたか、土曜日からベルはほとんど食べられなくなった。焼いたり茹でたりした肉類はだめ、チーズもウインナーもそっぽを向く。薬をまいて、ハムを2枚食べるのがやっと言う状態。気をつけないと、上手に薬だけをぷっと吐き出す。
 7月もやっと半分。8月9月と、長いなあ。

2013年7月12日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 236

 2013年 7月12日(金)晴れ 酷暑

 もう悲鳴を上げたいほどの酷暑で、私たちはクーラーをかけて家の中でひっそりと過ごしている。
 ところで毎月第2,4金曜日の午後は、公民館で高齢者むけ「ゆったりヨガ」がある。自転車で20分ほどの距離だが、外へ出てみてあまりの暑さに出席は諦めた。救急車を呼ぶような事態にならないとはいえないから。
 救急車と言えば散髪屋へ行ったとき女将が、(近所のおばあさんが救急車をタクシー代わりにしている。近くに娘もいて車もあるのに)と、息巻いていた。たぶんそのお婆さんは、救急車のサイレント同じくらい大きな不安や寂しさを持っているのだろうと思い、黙って聞いていた。歳を取ってみないと、わからない事ってある。

2013年7月11日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 235

 2013年 7月11日(木)晴れ 酷暑

 昼間はクーラーの効いた家の中で過ごし、夜間は戸外の犬小屋に泊まるという、ベルの新しい生活パターンも6日目となったが、ベルも私たちもまだまだ慣れない。クーラーの室温を高めに設定しても、ベルの寝ている床近くでは意外と冷えていたり、ベルの体調では扇風機をプラスしたりと、微調整が求められる。こういう生活をあと、100日は覚悟しなければならない。

2013年7月10日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 234

 2013年 7月10日(水)晴れ 酷暑

 今年も、我が家に雀が巣をかけた。2羽の親がせっせと餌を運んで、雛の鳴き声が賑やかに聞こえていた。
 そこへ今年の、早い梅雨明けと連日の酷暑である。早く巣立ちしないと、焼き鳥になってしまうのではないかと毎日はらはらしていたが、気がつくと、今朝から雛たちの声が聞こえない。
巣立ちしたのか、金属の筒の中で焼き鳥になってしまったのかは確認できない。ならば、立派に成長して巣立ったとしておこう。

2013年7月9日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 233

 2013年 7月 9日(火)晴れ 酷暑

 ベルの、室内用サークルを買った。クーラーをかけて、扇風機を回しても、戸外で使っていた犬小屋は冷えにくいのだ。開店と同時にホ−ムセンタ−で注文すると、「重いですよ。車じゃないと運べないですよ。」といわれたが、車は今朝早くに遠距離介護に出掛けてしまってない。自転車に乗せて家へ戻ったときには、顎から汗がしたたり落ちていた。
 さて早速組み立ててベルを入れたが、落ち着かない。あれこれ試した後、私が近くに寝転んで本を読んだり、居眠りをしたら、ベルもゲージの中で手足を伸ばして寝た。
 こんな訳で一日が過ぎてしまったが、実は急な暑さに慣れない私のためでもあった気がする。

2013年7月8日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 232

 2013年 7月 8日(月)

 金曜日の夜、ベルが発作を起こした。前日から風の強い晩で、最初は何かがこすれる音かと思ったが、暫くしてまた繰り返すので、やっぱりベルが激しく咳き込む音だとわかった。とりあえず毎日飲んでいる血管拡張剤をもう1錠飲ませて様子を見たが、ベルが咳き込むたびにざわざわと、不安な一夜を過ごした。
 土曜日は9時を待たずにかかりつけ医に連れて行くと、やはり心臓がかなり弱っている。たぶん急に暑くなったこと、しかも湿気の多さにも原因があると言われ、利尿剤とステロイド剤の注射をして貰った。
 日曜日も一番で診察して貰い、(昨日も午後、熱中症の犬が来たのでくれぐれも暑さ対策を)と、念を押された。
 さて、日曜も朝から気温はうなぎ登り。ベルの足を拭いてクーラーを点けた家に入れたが、落ち着かない。家人が仕方がないと、前の犬から30年近く使った犬小屋を洗って、家の中へ持ち込んだ。そこでベルはいそいそと我が家に入り、ようやく落ち着いた。
 この夏、ベルと私たちは、何とか無事に過ごしたい。

2013年7月5日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 231

 2013年 7月 5日(金)曇り時々雨

 夕方、ベルと散歩に行ったはずの家人が階下から(すぐ来てくれ)と、叫んでいる。すわ、べるに一大事かと駆けつけたら、お向かいの大学生の娘が立っていた。
 (今日は成田で祇園祭があるので、浴衣を着て出かけたいが、お母さんは着付けができないし、いつも着せてくれるおばあちゃんは遊びに行っちゃったから)と、その役が私に振られたというわけだった。ま、やって出来ないことはないが、しばらくやってないし、第一心の準備というものがある。しかし、彼女は私に着付けられて出かけるばかりに、もう化粧も整っている。覚悟を決めて、私が見上げるばかりにすらりと成長した娘を相手に、悪戦苦闘・大汗をかいてなんとか着せた。彼女は全身を鏡に映して、満足げだったからま、よしとしよう。
母親が待っていて、車で駅まで送っていったと、家人が報告してくれた。全く生きていると、何があるかわからない。

2013年7月4日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 230

 2013年 7月 4日(木)曇り一時雨

 腰を痛めて以前よりも出歩けなくなった家人は、ご近所の様子をよく見ている。
 今日は古新聞の回収日だった。でも新聞屋の回収に出す人は少ないと家人はいう。何故なら新聞屋の回収は、新聞回収袋1個につきロールペーパーは1つしかくれないが、最近よく回ってくる(何でも無料で回収屋)は、2,3個くれる。だからご近所をみていると、なんでも回収屋の時に一斉に出すのだそうである。
 私は感心して、へえーと話を聞いた。

2013年7月3日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 229

 2013年 7月 3日(水)曇りのち雨

 食欲のないベルは、ウインナーなら食べる。朝晩の薬も、塩分を気にしながらウインナーに隠して飲ませている。昨日、買い物の時にウインナーを買い足した。「鎌倉」なんとやらで、いつものよりも高価だが、沢山は食べられないからと考えて奮発した。
 さていつものように、薬を買ってきたウインナーに隠して差し出したが、見つめるばかりで食べない。どうしたのかとあれこれおだてて、なんとか食べさせた。ベルはこちらをじっと見つめて、(あんたを信用して食べるんだよ)と言いたげである。
 さて、ウインナーを冷蔵庫にしまうとき、私も一口食べてみた。「辛い!」袋をよく見たら、(ピリ辛)と表示があった。
 犬小屋に駆けつけて、ベルに謝ったが後の祭り。
今日はほかの餌も、ほとんど食べなかった。(涙)

2013年7月2日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 228

 2013年 7月 2日(火)晴れ

 毎年この時期は、体調が悪い。去年の7月句会は欠席している。
 今日の互選句の題は「介護」。一番多く票(9票)を集めたのは「介護した嫁褒めている通夜の席」だった。世の中が、嫁=介護人という枠で収まりきれず、介護保険制度が始まって10年余り経っている。それでもなお、女性(嫁)が老親の介護をして当たり前という図式を信じて疑わない人たちが多くいる事に、驚いた。
 では私はどんな句を作ったかというと、△介護するされるどちらも紙おむつ△清拭の仕上げコロンをシュッと吹き
また「届く」では私の句△味噌汁の香りが起こす食べ盛り、が天に選ばれ、先生からご褒美の(麻婆豆腐の素)を1個頂いた。

2013年7月1日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 227

 2013年 7月 1日(月)曇り一時雨

 今日から、身近なものが一斉に値上げするとニュースは言うが、食料品の値上げはとっくに始まっている。
それよりも、今週末から猛暑日が始まるという予報に、心臓病を抱えたベルをどうやって守ろうかとあれこれ考えて、今日はベル用の扇風機を買った。

2013年6月28日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 226

 2013年 6月28日(金)晴れ

 特に何をしたという理由も見つからないで夏風邪を引き、久しぶりに発熱して寝込んだ。気温の高低差に、身体がついて行けない、免疫が落ちている、これが老化と言うものらしい。

2013年6月27日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 225

 2013年 6月27日(木)晴れ

 今年度、町会の班長を引き受けた家人は、当然ながら地域のニュースをあれこれ聞いてくる。

同じ班ではないが、同じ頃に入居したAさんの奥さんが脳梗塞で倒れて右半身不随となりリハビリに励んでいる。食べることはできるが、ほかはままならないという。直接Aさんから話を聞いた家人が、「一番困るのは、三度の食事の用意だって」に付け加えて、だから私が脳梗塞にならないように気をつけてくれなーんて、自分に都合のいいことばっかり言う。5年も男の料理教室に通ったのは、何のためと言ってやったら、Aさんだって町会主催の料理教室に数回通ったと口答えした。

2013年6月26日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 224

 2013年 6月26日(水)雨

 なんと名前を変えようが、今でも「オレオレ詐欺」はニュースを賑わしている。前から不思議に思っていたのが、どうして「オレオレ詐欺」で、「あたしよ詐欺」ではないのか?「オレオレ詐欺」は、息子(男の孫)×母親(祖母)が一般的な図式である。
 友人知人に聞いてみると、娘よりやはり息子の方が可愛いという。このあたりに鍵があるのだろうか?
古川柳にも「母親はもったいないが騙しよい」とあるが、この句は現代にも生きているらしい。

2013年6月25日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 223

 2013年 6月25日(火)曇り一時雷雨

 昨日、小さな素焼きの鉢に、高さ20センチぐらいの小さなミカンが葉を茂らせている。そこに大小10匹ぐらいの毛虫が付いていた。今日家人は「ああ、みんな食べちゃった」と言いながら、新しいミカンの鉢を隣に置いた。そして綺麗な緑色のアゲハの幼虫が、ミカンの葉を食べる音が聞こえる、と言う。まさかと思いながら耳を近づけると、なるほどパリパリと音が聞こえる。幼虫は、歯を持っているのだろうか?
もうかなり太った幼虫は、明日あたりサナギになるのかな?

2013年6月24日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 222

 2013年 6月24日(月)晴れ曇り

 人間の感性は、年齢・性別・地域に関係ないんだと思わされたのは、沖縄全戦没者追悼式で発表された6歳の安里有生くんの詩を聞いた時だった。(へいわってすてきだね)というその詩は「かぞくがげんき・えがおであそぶ・ねこがわらう・おなかがいっぱい」と具体的に平和を数えている。さらに「やぎがのんびりあるいている・・うみにはかめやかじきがおよいでいる・・」ああ、これを読んだら千葉のおばあさんはもう、与那国島へ行きたくなった

2013年6月21日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 221

 2013年 6月21日(金)雨・夏至

 昼前にヨガに行った。寒暖差の大きい陽気のせいか、いつもと違いひどく疲れて、午後はごろごろして過ぎた。友人にぼやくと「私たちの母親世代で、古稀過ぎてヨガみたいなことやってた人、居た?」と、いなされた。
2013年6月20日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 220

 2013年 6月20日(木)雨

 枇杷が、届いた。差出人に覚えはない。家人が帰宅して開けると、見事な多色刷りの版画にこれまた達筆で、礼状が入っていた。
家人が趣味の会で一緒だった人だと解った。
 それにしても何故差出人欄を、姓だけにしたのか?姓名にして女性だと解ると、私が邪推するとでも考えたのだろうか?一世代違うと、こんな気遣いもするのかと可笑しかった。いや待てよ。川柳仲間のAさん(女性)が、Bさん(男性)に電話したら奥さんが出て、偉い剣幕でしかられたというから、ケースバイケースで、問題は複雑であ〜る。

2013年6月19日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 219

 2013年 6月19日(水)曇り雨 強風

 「いい女だなあ、と思う。その次には、話がしたいなあ、と思う。その次には、もうちょっと長くそばにいたいなあ、と思う。」
東京新聞夕刊に、「寅さんのことば」という連載がある。その欄でこの言葉が去年、インターネットのフェイスブックにアップされて、最終的には12万もの「いいね」を集めたことを知った。
 この言葉の女を男に取り替えたって、十分に通じる。ああ、もう長いこと、こんな気分になれる男性に出会ってないなあ。

2013年6月18日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 218

 2013年 6月18日(火)晴れ曇り

 ベルは、相変わらず低空飛行である。じめじめとした蒸し暑さは、ベルだけでなく私たち老夫婦の体調にも影響している。
日曜日に、パソコンを新しいのと取り替えた。もう6年使っているし、重かった。あらかじめネットで調べて電気屋へ見に行って驚いた。パソコン売り場が、大幅に縮小していて、そのほとんどがノートパソコンである。やはりネットでみて、通販で買うのが一般的になったのか?
 私の欲しいデスクトップは、事務用としてしか残っていないらしい。店員さんにいろいろ聞いて、一体型のお買い得品を買った。新しい機器は、使い勝手がよくなるまでが大変なのだが、さて次回買い換えるときは、どんな機器に変貌しているのだろうか?

2013年6月17日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 217

 2013年 6月17日(月)晴れ

 また、差し歯がとれた。(老化は目と歯から)のたとえ通りである。
乳歯から永久歯へと生え替わる頃は、下の歯は屋根に上の歯へは床下に捨てるなんて楽しんだが、古稀を過ぎて歯が抜けるのは、(タイムアップを宣言された様で)ぞっとする。
 先生は、若い頃から歯が抜ける人はざらにいて(私はましなほう)と慰めてくれた。説明を聞くと、歯は生まれつき成分の良い悪いがはっきりしているらしい。それに歯並びや唾液の種類や量、さらにかみ癖などが総合的に作用して、歯の病気や寿命を決めるらしい。さらにケアの具合でも、もちは変わる。
 人生50年の時代はともかく、永久歯は永久ではないのだ。

2013年6月14日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 216

 2013年 6月14日(金)曇り

 夕べのTBSラジオ・セッション22「慰安婦問題について」は、「それぞれ異なる立場から、この問題に取り組む歴史学の両巨頭、吉見義明さんと秦郁彦さんを迎えて、徹底的に議論します。」のうたい文句通り、スリリングで聞き応えがあった。
例えば日本軍の関与もあるとなし、強制連行もあるとない、売春させられたのか、金儲けのために自発的に(仕事)をしたのかも、正反対の評価の2人の学者の論戦を聞いていると、眠気も吹っ飛んだ。
 お終いにリスナーから「敗戦で、慰安婦達は故郷に帰れたのか?」という質問も、大事にされたから看護師よりも多く帰ったと言う説と、少なかったと最後まで対立していた。
 所で千葉県館山に、「かにた村」という施設がある。戦後、幸い日本に帰れたが、行き場所のない彼女たちの為に作られた、キリスト教系の保護施設である。

2013年6月13日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 215

 2013年 6月13日(木)雨

 相変わらず食欲がないベルは、続けて食べさせたせいか、鶏肉は食べない。ウインナーだと食べるが、塩分が多すぎて心配。試しに、焼いた鹿児島産黒豚のバラ肉を鼻先に持って行ったら、食べた。少しだが、それでも自分から食べてくれたので、一寸安心した。
 雨なので(サムのお下がりの)レインコートを着せたら、ぶかぶかだった。

2013年6月12日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 214

 2013年 6月12日(水)雨のち曇

 新しい道具に弱い。身近にある道具で、殆ど買ってみては後悔するという、パターンを繰り返している。
今回は「野菜の皮むき」で、うたい文句は「強力研磨剤でサクサク簡単にむける」「野菜の栄養を無駄にせず、生ゴミ減少」とあった。品物は、手のひらサイズ小判型のアカスリと言ったところ。
スーパーへ行く度に横目で見ていたが、どうしても試してみたくて買ってしまった。
 人参、ゴボウ、ジャガイモ、里芋に最適とあり、さっそくジャガイモで試した。
 面倒で、途中からいつもの様に包丁で剥いていた。

2013年6月11日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 213

 2013年 6月11日(火)曇り

 クーラーを買ったら、缶ビールが半ダースおまけに付いて来た。
我が家の古いクーラーは、去年業者にクリーニングを頼んだばかり。ひと夏に数えるほどしか使わないので、それでも結構役に立ってきた。

 所が今回、事情が変わった。ベルの病気に、暑さは大敵なのだ。戸外の犬小屋にいるベルの、暑さ対策を色々考えて見て、やはり家の中に入れるのが一番確実、安心な暑さ対策だろうと結論した。そこで毎日使う様になるクーラーは、電気消費量の少ない、新しい機種に替える必要が出来たのだ。
 肝心のベルは、朝になるといつものようによたよたと歩いてきて、薬の混じったおやつを貰おうと、玄関先にお座りをする。それだけ見ると、全く治ったように錯覚するが、散歩は数メートルしか歩けないし、水は自分で飲むが、餌は殆ど食べられない。

2013年6月10日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 212
 2013年 6月10日(月)曇り
 気温差の大きい梅雨の陽気のせいかベルがまた、体調を崩している。
日曜日と今朝、続いて立ち上がれなくなった。原因はわかっている。私が歩かせすぎたのだ。(と言っても、いつもより10メートル位多く)
ベルは倒れて手足を突っ張り、呼気が強くなる。金曜日に受診したばかりなのだ。半日もすれば治るのだが、食欲は余りなく勿論歩きたがらない。
 心配だが、前回の注射・薬漬けを思うと、また直ぐに病院へ連れて行く気がしない。もう少し、様子を見る事にする。
2013年6月7日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 211

 2013年 6月 7日(金)晴れ

久しぶりに高齢者の健康指導教室へ出席した家人が、4月からは今までの講師の息子さんが、新しい先生になったと言った。
今では政治家や芸能人(歌舞伎以外)に二世三世は珍しくないけど、こんなところまで世襲になるとは、どういう事なんだろう。
 そうそう、労組書記で親子二代というのも、あったっけ

2013年6月6日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 210

 2013年 6月 6日(木)晴れ

 気象庁が梅雨入り宣言をしてから、ぴかぴかのお天気が続いている。それでも明日は雨になるらしく、天気予報のお兄さんが、嬉しそうに話をしている。
 この時期「梅雨鰯」が旬で、値段も安い。肥ったのが4匹で320円。頭とはらわたを取って貰い、夕飯のおかずに煮て食べたが、2匹づつあっさりとお腹に治まった。

塩焼きに大根おろしも良いし、お刺身、酢の物また団子汁とメニューも色々。
 庶民の味・鰯が、放射能汚染で食べらられないなんて事になりませんように!

2013年6月5日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 209

 2013年 6月 5日(水)晴れ

 昨日の句会で、民ちゃんに「この頃Aさんは、奥さん(故人)を読んだ句が多いと思わない?」と聞かれた。川柳仲間のAさんはひとり暮らしだが、ゴルフ・花札・陶芸・川柳と多趣味で友人も多く、元気に過ごしてきた。
所がここへ来て歩けなくなり、外出が出来なくなったとか。
 最近「健康寿命」という事が言われる。 健康寿命というのは、「心身共に自立し、健康的に生活できる期間」と定義され、2010年現在で男性は70.4歳女性73.6歳だと(厚労省が)いう。
 85歳のAさんは、今まで随分とお元気だったわけになる。

私も、健康年齢を伸ばしたいものである。

2013年6月4日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 208

 2013年 6月 4日(火)晴れ

 今日の川柳句会は、佐倉城址公園への吟行だった。
18名の参加者全員は、(高齢者にありがちの)時間よりも早く集まって、いつもより甲高い声で、喋りあっている。遠足の興奮は年齢に関係ないらしい。
然し歩き始めた10時頃にはもう、お日さまがじりじりと照りつけ、我々高齢者は「脱水」に気を付けねばならない。なのに84歳の先生は、トイレが心配だからと言って、水分を口にしない。誰かが、酸っぱいゼリーを配ったが、なんとか先生の体力を持たせるのに、みんなで腐心した。
 公園の花菖蒲も姥が池のヒツジ草も見頃だったが、なんと言っても青葉若葉に元気を貰った。83歳のBさんが最近歩けなくなって不参加だったが、高齢者が戸外で、頭と身体を動かして遊べるのは、感謝の一言だった。

2013年6月3日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 207

 2013年 6月 3日(月)

 もう過去の人と思っていたAさん(確か90代になったのではないか)から、電話が架かった。いきなり「何故、顔を見せに来なのよ?」という。「私ももう、歳を取って・・」などと言い訳がましいことを言ったら(何言ってるのよ。アタシがグヮムへ行ったのは、78の時よ)と、切り返して来た。そうだ彼女は、夫が戦死した場所へ行って来たのだ。
あれこれ話し相手をして、とうとう行く約束をさせられた。

 お婆さんには(こちらもばーさんなのだが)勝てない。未だに長火鉢の向こうに、恬として座っているのか、一寸楽しみだ。

2013年5月31日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 206

 2013年 5月31日(金)五月晴れ

 朝食を済ませて直ぐに、さとちゃんへ恐竜の切り抜き記事を、ポストへ投函した。前回は「石頭恐竜化石の発見」という記事を送ったが、その時は石頭恐竜そのものは既に知られているのだと、教えて貰った。

今回もそんな類かも知れないが、手紙を出すきっかけだから、こちらは構わない。
 床屋へ行ったら、彼女のダンス発表会のビデオを見せられた。こちらは椅子にほぼ固定されているのだから、見ないわけには行かない。見たからには少しお世辞を言ったが、おまけはなかった。

2013年5月30日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 205

 2013年 5月30日(木)曇り時々雨

 梅雨の季節になると、以前は家の廻りにかたつむりをよく見かけたが、この頃はさっぱりお目にかからない。ついでに言うと、木枯らしが吹く頃に、幾らでもぶら下がっていた蓑虫も、見ない。半世紀も経てば変わって当たり前なのかも知れないが、でんでんむしむしかたつむりの歌が廃れるのは、淋しい。
 80歳でエベレスト登頂を果たした三浦さんは、「年寄りの半日仕事」という言葉を引き合いに出して、前回よりも2倍の時間を掛けたと、お話ししていた。成る程、人間も自然の一部だから、逆らわず自分の身体に耳を傾けるのが、自然な生き方と納得した。

2013年5月29日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 204

 2013年 5月29日(水)曇り時々雨

 きょんきょんこと小泉今日子が「おばさん」と呼ばれ、自分のことを「おばさん」と言うのを見て・・(朝ドラの中だけれど)・・唸った。時間って、残酷。ぎんぎんのアイドル・きょんきょんも、時間が経てばおばさんになるのだ。
 然し、きょんきょんのおばさんって、力が抜けてなんだか良い感じ。歳を取るのも悪くない。

2013年5月28日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 203

 2013年 5月28日(火)晴れ

 私がお世話になっている歯科医院は、予約制である。でも、予約日を忘れて、先生から電話を貰って恐縮したことがある。今日、私の後に来たご婦人も、やはり予約日を忘れて催促の電話を貰ったらしく、しきりに謝っていた。ひとしきり謝ってからそのご婦人は「でもね先生、診察券に書いてある日にちはどう見ても30日なんです。」と言って、出して見せた。受け取って見た先生は「そうだね」と言って、固まった。「木曜日だからおかしいとは思ったんですけれど」と、ご婦人。木曜日は休診日で、先生があちこちの病院を受診する日である。
 お互いそんな年齢だから、こんなときには笑ってうやむやにしようか。

2013年5月27日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 202

 2013年 5月27日(月)晴れ

 今朝、洗濯物を干していると、裏の家の三男が自転車で出掛けるところが見えた。
あれ?あの子は中学生だと思っていたけれど、新しい学ランを着ているからこの春から高校生になったのか、などと考えていると、家の中から母親の声が追いかけてきた。「帰ったら、お風呂の掃除よー」と、少し怒りを含んだ声。「ん、わかった」と、彼は素直に返事をした。
 私はその返事を聞いて(男の子って何て可愛いんだろう)と、感動した。これが娘ならば間違いなく「何よ、出がけにいちいちそんなこと言わなくても良いでしょう」と、帰ってくる。
娘は母親に似るから、困るのだ。

2013年5月24日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 201

 2013年 5月24日(金)

 昨年度高齢者福祉センターでヨガを経験した仲間が、同好会を作ったので入れて貰った。場所は変わったが同じ先生で、高齢者を相手に上手に教えてくれる。仲間も、歌う会とタブって顔見知りが多い。
 でも、もう一つの(生徒は20代から40代)サークルの方が、どういう訳か気分が良いのだ。若い人達と一緒だと、自分も若いと錯覚するのだろうか?

2013年5月23日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 200

 2013年 5月23日(木)晴れ

 「三浦雄一郎さんの、80歳のエベレスト登頂」って、凄い。
それなりの故障や持病もあって、地道な努力を積み重ねての成功だから納得出来る。
(歳を取ったから遊べないのではなくて、遊ばないから歳を取る)の箴言も、成る程と思う。今まで真面目すぎたから、沢山遊ばなくちゃ。

2013年5月22日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 199

 2013年 5月22日(水)晴れ

 焦げ茶のリボンを巻いた麦わら帽子にサングラス、ピンクのシャツは襟を立てて黒い細身のパンツ。おまけにミニチュアドッグのリードを手に、まるでフランス映画に出てくるような人と、クリーニング屋の前で出会った。でも何となく、彼女の雰囲気に見たことがあるようで、ツイじろじろと眺めてしまった。
 見られて向こうさんは、サングラスを外しながら「あら、冬瓜さん」と言った。なんだあ、先日白内障の手術をしたばかりの歌う会の仲間Aさんだった。手術後慣れないせいか、まぶしいからサングラスを掛けているとか。 空元気でも元気なのは良いなあ。

2013年5月21日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 198

 2013年 5月21日(火)晴れ

 今朝ホームページを開いてみたら、アラマ更新していない。
もしかして・・と、気持ちがざわざわと揺らいだ。
 メールを確認したら、掲示板に書き込みの連絡が来ていたので、直ぐに開けて見て一件落着。トラブル発生の通知と共に、「私は元気ですのでご安心下さい。」とある。その向こうに秋山さんの笑顔も見えた。今朝は多くの方が、同じ思いをしたと思う。ほっ。

2013年5月20日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 197

 2013年 5月20日(月)雨のち晴れ

 アスパラが安くなった。八百屋の店先で、太いのが4本で150円。茹ででそのまま食べようか、いや肉巻きにしようかと思案しながら、初夏の味を味を買った。
 帰ると、家人は「なんだそんなに太いヤツ。細くて、ウチの方が良い。」と、言う。一体何を考えているんだろうね。
 随分前、その葉を観賞用に買ってきたアスパラが、今では時期になると数本ひょろひょろと食用の穂を伸ばすようになった。食用と言っても、菜箸を太くしたような太さで、茹でて食べれば歯に挟まるような代物である。呆けたんじゃあなければ良いのだけれど。

2013年5月17日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 196

 2013年 5月17日(金)晴れ

 Aちゃんのお母さんに会ったので、下のお子さんは給食が食べられるようになったかと、聞いて見た。(それが・・)と、お母さんは少し表情を曇らせて、言った。相変わらず思うように食べられず、先生に「残しても良いか」と断れば良いのだが、(先生が恐くて)それもなかなか言えないらしい。(明日は運動会なんですが、それも心配らしくって)と、お母さんも悩んでいるのだ。いや、聞いた私も、気がかりだ。明日は良いお天気らしいから、運動会でひとつでも楽しいことがあると、良いな。

2013年5月16日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 195

 2013年 5月16日(木)晴れのち雨

 年寄りは治りが悪い。家人はもう、10日余りもぐすぐすと風邪を引きずっている。
朝起きてきて、目やにでよく見えないという。成る程まぶたが腫れている。医者へ行ったら「目と鼻を繋ぐ管が詰まっている」との事。ああそれは、老化現象だと聞いたと言うと、家人はむっとして「いや、風邪を引いたからだ」と、強弁した。
身体の経年劣化は、思いがけないところがゆるんだり詰まったりする。さて次はどこだ?

2013年5月15日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 194

 2013年 5月15日(水)晴れ

 やっと今朝で、終わった。
連続朝ドラ「あまちゃん」を見ていたら、主人公アキちゃんが「このアラ汁、うんめえ」と言う場面を見て、口の中に唾が溜まった。そうだしばらくアラ汁を食べてないと思い出し、早速真鯛のアラ(250円)を買ってきて作った。
 手元にある野菜をざくざくと刻んで大鍋の中に放り込んだら、じぇじぇっ!10人分ぐらいもの分量になった。しょうがないからどんぶりに盛って、せっせと食べた。温める度に野菜類はぐたぐたになる。まあ味は良いし、身体にも良いんだからと自分を説得しながら食べ続け、ようやく今朝、食べ尽くした。げっぷ。

2013年5月14日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 193

 2013年 5月14日(火)晴れ

 毎年5月の中頃は、国立劇場で前進座を見てから日比谷公園まで歩いて、松本楼でお茶をするのが楽しみになっている。相棒のAさんは(救急車乗らない歴)が、1年半にも伸びて気持ちも落ち着いている。
 松本楼のテラスから、緑豊かな木々を眺めていると、命が延びるような気がする。ルンルン気分で帰ると、川柳仲間から「自分の句が、ダメと言われた」と愚痴の電話がかかり、気分は半減してしまった。

2013年5月13日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 192

 2013年 5月13日(月)晴れ

 いつもの歯医者で、私の名前の読み方を聞かれて、今時の名前の話になった。

私の年代までは「早苗ちゃん」や「瑞穂ちゃん」など、稲作を連想する名前があったが、最近のお米離れでこれらの名前も無くなってしまった。
 「これ読める?」と、先生がメモに名前を2つばかり書いてみせたが、読めなかった。
名前は親の願いが詰まっている。昔はお米に困らないようにと願い、今は国際的に通用する人間にと願って、バタ臭い名前を付けるのだろうね。

 「これじゃあ、漢字検定はダメだ」なんて言ってるところへ、つぎの患者が来た。
2013年5月10日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 191

 2013年 5月10日(金)

 夕方家人と、ベルを連れて動物病院へ心臓の薬を貰いに行った。
むかし私達は共稼ぎの上、余計な事までやっていたので忙しくて、娘達が病気になっても、2人で病院へ連れて行くことなんか一度だって、なかった。それが今では老犬のために、老夫婦が揃って病院へ付き添って行く。まあ、ベルに1人で病院へ行っておいでと言っても、それは無理な話だが。ベルの体重は9,8sで、目標の10sまで、あと少し。
 生きていると、いろんな事があるものだ。

2013年5月9日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 190

 2013年 5月 9日(木)晴れ

 「あら、そのパンツ素敵。」川柳仲間のAさんに、新しいズボンを褒められた。「私も試着したけれど、履き心地いいのよね。」と、値段の安さもご存じだった。所が、ご亭主が反対したので、買わなかったと言う。ご亭主はストレートパンツしか認めないが、定番のパンツは高価で困ると言った。自分の衣服選びに、亭主が介入するなんて(私にとって)驚きだった。Aさんは私より年下だが、今時こういう人もいるのだ。
 イヤ、単にのろけているだけなのかも知れない。

2013年5月8日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 189

 2013年 5月 8日(水)晴れ

 気が付くと月、火、水、木、キン肉マン、金土日は遊びたいと「キン肉マンの歌」が頭の中で流れている。さとちゃんの置き土産だ。
昨日の句会で、仲間たちからコーラスや、ギターサークル発表会の誘いがあった。私も来て貰うから、行かねばならない。然し私が子どもの頃、6070代のサークルがこんなに華やかになるなんて、想像も出来なかった。なにせ村のはずれの船頭さんは、今年60のおじいさんの、時代だったから。夢見た「長寿社会」到来だ。

2013年5月7日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 188

 2013年 5月 7日(火)晴れ

 今日は定例句会。紀の治さんは島根県から飛んできて、先日の千葉番傘の大会から今日まで、こちらに滞在していた。

乗ってしまえばたいした時間ではないというものの、チケットの予約から宿の手配とその体力気力に、敬服だ。昨日は仲間数人と、成田山へ出掛けたらしい。
 所で今日の句会の席題(その場で出された題を、時間内に読む)は「休み明け」だった。
休み明けゲップをしている池の鯉  幸いにも私のこの句が、天に抜かれた。

2013年5月6日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 187
 2013年 5月 6日(金)晴れ

 2年生のさとちゃんを親に引き渡して、連休は終わった。
子ども、特に小さな子どもは想定外の固まりで、その対応が大人には大変だが楽しみでもある。姉娘の応援もあったが、老人家庭には心身共に刺激的な4日間だった。
 昨日の川柳大会には家人と参加して、それぞれ2句ずつ抜けた。
2013年5月3日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 186

 2013年 5月 3日(金)晴れ 憲法記念日

 今日もさとちゃんの希望で、科学博物館へ恐竜を見に出掛けた。
上野駅前は、日の丸を立てて迷彩服や上下紺の(テレビで見る捜査員の様な恰好をした)男達が、がなっていた。ヘルメットに「攘夷」と書いてあるのもある。???
 博物館は春休み時以上の混雑で、お弁当を持って行ったのは正解だった。お天気が良いので、見晴らしの良い屋上のハーブ園で、スカイツリーも眺めながら美味しく食べた。

2013年5月2日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 185

 2013年 5月 2日(木)八十八夜 雨曇り晴れ

 寒い。片付けようと思っていた上着を、着込んだ。
ベルは寝てばかりいる。私もベルに負けず、よく寝る。そのうちに、起きているのか眠っているのかわからなくなってしまうのではないかと心配だ。
 ついこの間まで、長時間労働をさせると、事業者が罰せられた。所が今は、月240時間以上働くと(或いは、240時間以上の労働時間を隠しても)、労働者が出勤停止・懲戒処分を受けるんだとか。眠りすぎたのか、どうして逆さまになってしまったのか理解出来ない。ユニクロの話である。(週刊東洋経済3月9日号)

2013年5月1日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 184

 2013年 5月 1日(水)雨曇り晴れ

 5月に入ったのに、肌寒い。元労働者の私は、メーデーだから休む。半日は炬燵に入ってテレビ・ビデオを見る。ゆっくりと新聞を読む。なになに福島・東電の敷地内には未だネズミがうじゃうじゃいるって?どうして猫を飼わないんだろう?
 お昼はラーメンを煮て、午後はスーパーの「99円セール」に駆けつけたが、凄い混雑だった。
 株はあがっているらしいが、庶民に景気が良くなっているなんて感じは全くない。

2013年4月30日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 184

 2013年 4月30日(火)曇り・強風

 ヨガで一緒になる若いお母さんが、(今年入学した下の子が、給食がイヤだって毎朝ごねるの)と、顔を曇らせた。(上の子は何でもなかったし、給食ごときで・・と思うんですが)と続ける。それはご心配でしょうと応えて、ウチの娘も、そして私も、新入生時代恐くて小学校のトイレに入れなかった事を、思い出した。
今日で4月も終わる。今年の新入生(新社会人も)は、連休をゆっくり過ごしているだろうか?

2013年4月29日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 184

 2013年 4月29日(月)晴れ

 世間は連休モードだが、毎日が日曜日の我が家はいつも通り。良いお天気なので、家人はせっせと狭い庭の草取り。ベルはいつもの通り、犬小屋の中でゴロゴロしている。私はと言うとラジオを聴きながら、せっせと絵を描いている。ラジオは「美空ひばり三昧」を放送しているのだが、その殆どを歌える。歌う会で歌う歌詞は先ず、覚えられないのに。
 サムちゃんが今月いっぱいで、団地を退去することになった。25日明け渡しとかで、もう娘さんの所に移ったのだが、先日公園で会ったときには、何にも言えなかった。
「想定外」って、どこにでも転がっているのだ。

2013年4月26日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 183

 2013年 4月26日(金)晴れ

 防虫剤を買いにマツキヨへ寄ったら、駐車場に続いた小さな空き地に、軽トラの八百屋さんが出ていた。
 この移動式八百屋さんは、かつて団地の中で商売をしていたがそこを追い出されて、時々このあたりで商売をしている。 覗くと今日の商品は、長ネギだけ。細い分け葱だが、8本で百円だという。今は長ネギが品薄で、売り出しでも1本80円位はするから、迷わず買った。残りはあと7,8束ある。
どの位の商品を持ってきたかわからないが、全部売れても一体どの位の利益が出るのだろうか。
 夜のニュースで、円安効果で自動車関連産業が軒並み大幅な増益だと伝えて居た。

2013年4月25日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 182

 2013年 4月25日(木)晴れ

 「仕事が一段落したから」と、夕べ娘から誘いがあって、一日を新緑の綺麗な上野で遊んだ。丁度芸大で、月に1回のモーニングコンサートのある日で、校内の立派な会場でオーケストラの生音を1時間ほど聞いた。当日券は千円。お昼を食べてから、今年の1月にリニューアルオープンした、国立博物館の東洋館を見学。地下1階から5階まで、見応えがある。修学旅行生と覚しき生徒が「集合時間だ」と走って行ったが、連休前でどこも空いていた。 連休を前にして、近場で(安く)とてもゆっくりとした時間を過ごした。

2013年4月24日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 181

 2013年 4月24日(水)雨・風

 歯茎に違和感を覚えたのは、日曜日だった。
昨日歯医者で診て貰ったら、最近入れた差し歯のアタリが強すぎて、炎症を起こしているらしい。未だ痛みはなかったが、抗生物質と痛み止めを処方された。見たら2年前他の歯で痛んだときと、同じ薬だった。ヒヤー、あの痛みが帰ってくるのはゴメンと、直ぐに前回痛みを取ってくれた鍼灸院へ、駆け込んだ。
 今朝は、顔のたるんだ部分がかなり腫れている。お婆さんだって、他人に見られたくない顔だ。でもマスクを掛けると隠れるし、なにより痛みがないのが嬉しい。

2013年4月23日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 180

 2013年 4月23日(火)晴れ

 特に電話で話をするときに気が付くのだが、歌う会の仲間は声の綺麗な人が多い。お世辞ではなくつい、(綺麗なお声ですね)というと、多分自覚があるのだろう「大きな声だけが取り柄でね。」とか「下手の横好きで小さいときから歌が好きなの」と答える。
平均年齢74歳のサークルが、ささやかに歌って楽しんでいるのは誠に結構、長寿社会のお手本みたいなもの。
 しっかりと働いてきて、年金から千円の月謝で楽しんでいる我々の暮らしを、インフレで壊そうとしている政治屋達は許さない。

2013年4月22日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 179

 2013年 4月22日(月)晴れ

 先の土曜日、油絵のお稽古の日に隣の部屋で、年1回の公民館サークル会議が開かれていた。薄い仕切りで、話の内容が聞こえてくる。どうも紛糾している。すると仲間のIさんが「女の人は感情的になるからやりにくい」と、漏らした。当然私はかちんと来た。Iさんの話はどこかで聞いたようなことを、平気で自分の意見として言う。
 前回も原発の事でツイ反論して、しらけたから今回は我慢した。
 仕事がすべての免罪符になるとしか考えられない男性はもう、化石なのだが。

2013年4月19日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 178

 2013年 4月19日(金)晴れ

 昨日の通院日で、掛かり付け医が「どうですか?」というので(特にどこが痛いとかはありませんが・・70代は大変です。)と答えた。「どんな風に」と追いかけてきたので、私より丁度10歳若いという医師に、《不定愁訴》のあれこれを教えてあげた。
「ふーん、私の友達もそういいます。でもなって見ないとわからないね。その時になって、ああこれだったのかってわかる。」そして自立した生活が出来る「健康年齢」が、70代だと言う。
 身体が動くウチに、せっせと遊ばなくちゃ。

2013年4月18日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 177

 2013年 4月18日(木)晴れ

 定例通院日で、東京へ出掛けた。
電車の中でこちらに寄り掛かって寝ていたダークスーツの若者が、東京が近づいて来た途端膝の上に書類を出して、読み返し始めた。会社説明会の書類と履歴書だ。
4月が始まったばかりだというのに、もう就活が始まったのか。それとも卒業までに、就職が決まらなかったのか。

2013年4月17日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 176

 2013年 4月17日(水)晴れ

 ベルの様子を見ると、歩くのに不自由は無いが、お座りしたときに左前足が僅かに傾く。発病したときの様子(一晩中唸ったり、狭い所に頭を突っ込んで身動き取れないでいた)と併せて考えると、どうも脳梗塞だったのではないかと、私達は考えている。
 医者の説明の中にも挙がっていた病名で、犬の場合は割と軽く済むとも説明があった。
 食欲が落ちたので、餌を夕方1回にしたら落ち着いた。

2013年4月16日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 175

 2013年 4月19日(火)晴れ

 今年は、町会の役員が廻ってきた。ご多分に漏れずこの地域も高齢化が進み、老人2人家族やひとり暮らし、また病人を抱えているのもざらで、それぞれの家庭が事情を抱えている。「順番じゃあ無いけれど、俺がやるから」と、家人が引き受けてきた。
 たった23軒の町会費の集金で、3日かけても未だに連絡が付かない家が、1軒あると家人はぼやく。自分の足下もやはり、社会の縮図だと納得した。

2013年4月15日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 174

 2013年 4月15日(月)薄曇り

 ベルは、ぐるりと360度首を回す。
また食欲の落ちたベルに、少しでも食べさせようと肉をつまんで口に持って行くと、厭がって首を回して逃げるのだ。昔なら餌を欲しがってどこまでも追いかけたのに、とつい愚痴りたくなる。
 ベルの残した餌に、珍しく銀蠅が止まっていた。一体どこから飛んできたのだろうかとつぶやいたら、「横浜だろう」と、家人。家人は句の締め切りに、焦っているのだ。

2013年4月12日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 173

 2013年 4月12日(金)晴れ

 だまされた振りをして、もう2回も犯人逮捕に協力した(おばあさん?)がいると、ニュースが伝えて居た。いやあ凄い、どんな人か見てみたいし、話を聞いて見たい。
多分普通のおばあさんじゃあないと思うけれど、「振り込め詐欺をだます方法」を大いに宣伝して貰いたい。
 ウチも以前「還付金詐欺」の電話があったけれど、余りにも内容がずさんで、しらけてしまった。退屈しのぎに、スリルがあって面白そう。

2013年4月11日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 172

 2013年 4月11日(木)晴れときどき雨

 寒い一日だった。寒くなくても病気以来、ベルは外に出たがらなくなった。1日中犬小屋の中で、横になっている。でも朝晩の散歩には、出掛けて行く。
家人は未だにベルの看病日誌を付け続け、ベルの散歩を独占している。

2013年4月10日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 171

 2013年 4月10日(水)晴れ

 夕べ、ドキュメンタリー番組「21頭の犬たち・ふるさとへの旅」と言うのを見た。

原発事故で全村避難となった飯舘村の犬たち30頭が、岐阜で保護団体に世話をされている。故郷を離れて2年経ち、いろいろな事情で今では21頭になったが、犬たちもふるさとが懐かしかろうと、保護団体が一時帰宅を計画した物語である。
 再会には人間の方が心騒いで、仕事を休み或いは一時退院して駆けつけた人もいた。

勿論、飼い主を忘れた犬はいなくて、それぞれ制限時間の3時間で精一杯元の暮らしを再現していた。
 意外だったのは、帰る時間になって犬たちが又、それぞれのゲージに入れられる時に、厭がった犬は1匹も居なかった事だった。もっと飼い主に執着するかと思ったが、それはなかった。飼い主達も、意外な展開に一寸驚いて居る様子が伺えた。
 と言うことは、今現在、食と住まいと安全を与えてくれるのがボスだということか。
人間も同じことなんだろうな。本当のボスが、見えにくいけれど。

2013年4月9日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 170

 2013年 4月 9日(火)晴れ・午後強風

 歯医者のカウンターに、脱原発要請署名用紙が置いてあった。先生は色々とお喋りをするが、このことは言わなかった。シャイで、言えなかったのかも知れない。

時間があるので署名をしていると、裏から出て来た先生は、私を見て「有難う」と言った。
 専門家でない我々庶民だって、「原発事故は収束していない」と感じて居る。署名ぐらい、やらなくちゃあ。

2013年4月8日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 169

 2013年 4月 8日(月)晴れ

 ベルの、急病の薬が終わってから丁度1ヶ月。心臓病の薬が少なくなったので、病院へ連れて行った。いつものように診察台に乗って体重測定すると、美人の先生が明るい声で「あら、丁度1キロ増えてるわ」と、言ってくれた。然し前の体重まで戻るには、少なくてもあと1s増えなくてはならない。
 犬って、体重が減るのは簡単だが、増えるのは大変。人間とは反対だ。

「顔付きも、前のベルちゃんに戻ったわね」とも言って貰ったが、心臓病を抱えてこの夏が心配だ。

2013年4月5日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 168

 2013年 4月 5日(金)晴れ

 やるとは思っていたが、秋山さんはとうとう「日本カラオケ・ハーモニカ協会」を作ってしまった。
秋山さんがハーモニカを始めた頃、将来の見通しを伺ったことがある。その時に聞いた話より、大分前倒しでかつ、計画が大きくふくらんで実現させてしまった。勿論、途中で大きな手術があって、計画は幾分修正することとなったが、そのマイナス要因さえプラスに変えてしまっての、大成である。舌を巻くしかない。
 東北大震災問題で復旧しか頭になく、将来の暮らしを見通した復興を考えられない政府に、爪の垢でも煎じて飲ませたい。

2013年4月4日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 167

 2013年 4月 4日(木)晴れ

 「Aさんが、3ヶ月のピースボードの旅から帰ってきたから、話を聞きに行く」と、友人から電話があった。Aさんは85歳で、ピースボードの旅は2回目である。今回は痛む膝を撫でながらも、南極大陸へも行って来たとか。「どうしてそんな体力があるのかしら。アタシなんかこの頃、国内へも出掛けられない」と、友人はぼやいた。

 多分、自分の全体力を目先の一点だけに絞っているから出来るのだろうと思うと、答えた。「そういえばAさんは、お金の管理は弟任せ、部屋の片付け掃除はしないから、泊まりに来た人がやってる」と、友人は納得した。
 自分自身の事でもある。若い頃のようにあれもこれも出来ない事を自覚しなければ。

2013年4月3日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 166

 2013年 4月 3日(水)風雨

 台風並みの風雨の中を、ガスの検針員さんがやって来た。

垣根をガタガタ言わせながら敷地内へ入ってくると、もの凄い勢いでベルが吠えた。2ヶ月ぶりに聞くベルの声だ。家人はイヤ、2日前の散歩の途中でも、こんな風に吠えたという。ベルの回復は、本物らしい。
 ベルのお見舞いがてら、遊びに来ていたサトちゃんは、トリケラトプス4頭と、ステゴザウルスの親子を置いて帰って行った。
 あれこれあって疲れが残ったが、今年の春休みはこうして終わった。

2013年4月2日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 165

 2013年 4月 2日(火)雨

 未熟児で生まれたサトちゃんは、未だに身体が小さく運動は苦手。その代わりというか、歌ったり喋ったりと一日中さえずっている。サトちゃんの話を聞くのも、楽しい。
給食の時間、サトちゃんは(パンかなんかだとおもう)一列に並べて、アタリ、ハズレと見ながらアタリだけを食べたが、未だお腹がいっぱいにならないのでハズレのも食べてみたら、ハズレの中にもウインナーが入っているのもあったと、教えてくれた。つまりウインナーが入って居るのが、彼の言う「アタリ」らしい。
 この話を聞いて、「男の子って、こんな風に給食を食べるんだ」と、真から驚いた。自分の昔々、給食の時間を思い出して見ても、女子でそんな風に給食を食べる女の子は先ずいなかったし、多分今もいないと思う。女子はもっと現実的なのだ。そういえば、私の頃も、給食のコッペパンを皮から剥がすように食べていた子と、トンネルの様に中からほじくって食べていた子がいたが、どちらも男子だった。ひもじい時代だったが、あんな風にして楽しんでいたのだ。

2013年4月1日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 164

 2013年 4月 1日(月)晴れ

 土曜日から、娘の三男1年生のサトちゃんが泊まっている。初めは2泊の約束だったが、あれこれの都合や本人の希望もあって、延泊となった。サトちゃんはベルの闘病中に、2回もお見舞いの手紙をくれた。おかげでベルもほぼ回復して、家人と共に朝晩の散歩を楽しんでいる。玄関に小さな靴が脱ぎ捨ててあるのをみると、じわしわと嬉しさがこみ上げてくる。
 私は、テレビビデオ見たい放題、食事中もOKなのだが、家人が意外と小うるさい。上から目線、命令口調が多い。どうしてなのか?私に言えないからなのだろうか?

2013年3月29日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 163

 2013年 3月29日(金)晴れ

 植木鉢のしだれ桜(根は底を突き抜けている)が、満開となった。道路の方にも桃色の花を付けた枝を伸ばしている。花の沢山付いた枝を切り取って、2軒先のお宅へ届けた。病人へのお見舞いのつもりである。「あれ、お宅に櫻の木があったかしら?」と、奥さん。そうなんだよね。病人がいると、季節感なんて無くなってしまうのよね。

2013年3月28日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 162

 2013年 3月28日(木)晴れ

 東京新聞夕刊に、クレージーキャッツの犬塚弘が、「この道」という題名で「クレージーキャッツ」の仲間たちと仕事を連載している。
初めてクレイジーを見たとき、(いい大人が良くやるよなあ〜)位にしか思わなかったが実は、メンバーのひとりひとりはその道の名プレーヤーだったこと、趣味と遊びと仕事が一緒になった何とも羨ましい仲間だったことが伺えて、羨ましくてよだれを垂らして読んでいる。誰もがこんな風に生きられるとは限らないがやはり、人生を豊かにしてくれるのは多彩な友人達だと言うのは、良くわかる。

2013年3月27日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 161

 2013年 3月27日(水)雨のち曇り

 冷たい雨の1日で、久しぶりにストーブを付けた。
「なんかもう少し、あっても良かったんじゃないかと。もっと、生きたって感じがする事が欲しかったって気がする」行きつけの歯医者の先生は、「男の平均寿命まで、あと10年一寸」と前置きして、こんな風にぼやいた。私は「うーん」と、口を開けながら唸った。川柳仲間のAさんは、ひとり暮らしになった時、それまでの自分とは全く違う事をやろうと決めたというが、犬や同居人がいる場合は簡単にそうもいかない。仮になんでもどうぞと言われても、さて何をするかに迷う。
 取りあえず、私の治療が終わるまで、先生には今のままでいて貰いたい。

2013年3月26日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 160

 2013年 3月26日(火) 晴れ

 晴れたが、風が冷たい。夕方、ベルを自転車に乗せていつもの公園へ行ったら、サムとあった。サムもすっかり老いぼれているから激励したが、ぼんやりしていた。

ベルは今までのようにサムのお母さんにおやつをねだって、余分に貰った。そこへ犬好きのギャラリーAさんがやって来ると、以前そうしたように、Aさんの前にきちんと座り直して、おやつを待った。Aさんは(アラー覚えて居るのね)と、おまけしてくれた。
 今日のベルは、昔のこともちゃんと覚えて居たし、足取りも軽いのだが、朝から餌を半分も残した。そして夕方は、ほんの少ししか食べなかった。

2013年3月25日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 159

 2013年 3月25日(月) 小雨

 去年の今日の日記には(梅が満開、河津桜は五分咲)とある。それが今年は、梅も河津桜もとうに散って櫻は満開である。
「歌う会」は、平均年齢74歳のおばあさんクラブ。Aさんが「もう限界だから、白内障の手術をするので、医者を紹介して貰った」と言う。(何所の医者?)(費用は?)(入院、通院?)と、廻りから質問が飛ぶ。Aさんの「今は焦点を決めないで良い方法があるらしいの。でもそれには片目35万円だって」と、聞いてみんなびっくり。一方Bさんの「あら、アタシは両目で8千円。メガネも入らない」に、またまた驚き。個人病院と大学病院系でこうも値段が違うのか。この会はこんな風に役に立つ。

2013年3月22日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 158

 2013年 3月22日(金) 晴れ 東京の櫻満開

 厚顔無恥で、思い出した。

1月のインド往きの飛行機の中での事。私達の座席の前に職人さん達のグループがいて、彼らは乗ってからずっと飲みっぱなしだった。いや、乗るまえから、入って居たのかも。マグノリアさんも話しかけられて、ついでにお酒も勧められていた。そんなわけで、空路を半分もとんだ頃にはすっかり出来上がっていた様子。「なのによ」と、マグノリアさんは額に縦皺を作った。「あの年配の客室乗務員が、(山崎)を2本も売りつけたのよ」
 かつて三峡ダムが出来る前にと中国を旅したとき、旅の後半私はずっと熱を出して寝ていた。帰りの空港でJALの穏やかな乗務員達に会ったときは、真からほっとした。
時が経ち、日本を代表した航空会社も、おもてなしよりも金儲けへと変貌したのだ。

2013年3月21日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 157

 2013年 3月21日(木) 晴れ

 立て続けに2度も電話勧誘があった。節電グッズの売り込みだ。一応下請けだと断ってはいるけれど、東電は勝手に電気料金を上げといて、「なにか節電の工夫をしていますか?」は、ないと思う。出来れば東電以外から、電気を買いたいのだが、それが出来ない。2年前は、3月15日から節電が始まって(これだって、客のこちらが拒否は出来なかった)炬燵に湯たんぽを入れて、寒さをしのいだ。料金値上げをしておいて、節電グッズを買わせるなんて、東電の厚顔無恥にあきれる。

2013年3月20日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 156

 2013年 3月20日(水) 晴れ

 ベルは今日も1日、犬小屋で寝ていた。吠えない。
若いときは散々走ったから、今はゆっくりしても良いよ・・なんて、自分が言われているような言葉が浮かぶ。この頃私は、よく手に持ったものを落とす。老化のサインかも知れないので、今後も観察をする。然し、老化とわかったからと言って、改善策はない。せいぜい危険を避けるように、自覚するぐらいだろうか?

2013年3月19日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 155

 2013年 3月19日(火) 晴れ

 今日は、いきなり7月の陽気だったとか。
今朝、炬燵が暑苦しく見えたのは、ちゃんと身体のセンサーが動いたのだ。
 ベルを抱き上げてみると、かなり重くなった。もう10sに近づいていると思う。気温の急激な変化にも拘わらず、2人と1匹はちゃんと食べられるから、良しとする。然し我々高齢者と高齢犬は、気温の変化になじめずでれでれと1日を過ごした。

2013年3月18日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 154

 2013年 3月18日(月) 晴れ 強風

 2、3日前の暖かくなった日から、ベルを犬小屋に戻した。犬小屋の中ではいかにも寛いで見え、朝晩の散歩以外は出てこなくなった。そして相変わらず吠えない。
 4月からの、新しい健康保険証が届いた。裏面には臓器提供有無を、書き込めるようになっている。家人は「ハイハイ、どれでもOKです。」とチェックしているが、中古どころか使い古した臓器なんて、貰っても迷惑だと思うがどうなのだろうか?

2013年3月15日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 153

 2013年 3月15日(金) 晴れ

 気温の差が激しい。まるで、ブレーキの壊れたシンドラーのエレベーターに乗っているようだ。そのせいかベルの様子もイマイチで、足取りも軽く快調の時もあれば、今日のように動きが気になる日もある。然し、食欲だけはあるので、経過を見ている。
おまけに家人も、今週は出掛けたのは1回だけで、あとは予定をキャンセルしている。
私は、花粉症が最盛期だがほぼ予定通りに動いている。

2013年3月15日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 152

 2013年 3月14日(木) 雨のち晴れ

 用事で上野公園の側を通ったら、もうお花見の準備は万端整っている。おまけに数日前の暖かさにさそわれたのか、10本ほどが開花していた。

今年は寒い冬だったのに、櫻が早すぎる。
 ベルは、朝晩散歩をする。平均すると1日に約5qだと家人が言う。ベルは12年と少しだから、単純に計算してもこれまで2万qは歩いたことになる。地球の半分を歩いたわけである。いや、ベルがそれだけ我々に、付き合ってくれたのだ。

2013年3月13日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 151

 2013年 3月13日(水) 晴れ 強風

 こう、風が吹いては、花粉症の症状がオールスター出そろって、1日1日が辛い。

なるべく戸外にでないようにしている。従って終日ラジオを聞くことになるが、ラジオショッピングの人はどうしてあんなに甲高い声で喋るのだろうか?私なんぞ、あの声あのしゃべり方が聞こえてくると、ダイヤルを回すか、消してしまう。

いやあの声が聞こえてくると、いそいそと鉛筆をなめてメモする人もいるんだろうな。

2013年3月12日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 150

 2013年 3月12日(火) 晴れ

 ベルは薬が終わったからと言って、直ぐに元通りになった訳ではない。大病をしたので、一気に老けてしまった。相変わらず吠えないし、動作ものろのろしている。昨夏からの心臓病もある。

 ベルも私も、ひとつずつの命を持った生き物だから、時間と共に老いるのは自然なこと。日々、一緒に丁寧に暮らして行こう。

2013年3月11日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 149

 2013年 3月11日(月) 晴れ

 (原因の特定は出来ませんでしたが・・)採血検査が終わって、美人の先生が言った。当初の症状もなくなり体重の増加も順調なので、お薬は中止しますと、続けた。と言うとやはりメンタルが原因だったのかも知れない。

夕方の散歩ですれ違った白犬が吠えたとき、威嚇するように一声ベルが吠えた。久しぶりに聞いたベルの吠える声に、思わず足を止めて聞き入った。
 1月27日の初診から42日間の医療費は、9万5千円だった。家人は一言「良くなったから良いじゃないか」と言う。その通りなのだが、良くなればなったで、欲が出るのだ。

2013年3月8日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 148

 2013年 3月 8日(金)晴れ

 日なたに出してやったベルは、暑すぎるのか落ち着かない。おやつを食べてから、犬小屋に戻した。ベルは鼻もぬれぬれで、目つきもしっかりとしてきたが、散歩の帰りにウチの前を通り過ぎてしまう、すぐにへたるなどの症状が残っている。

でもまあ、ここまで持ち直してくれたのだから、よしとする。

2013年3月7日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 147

 2013年 3月 7日(木)晴れ

 都合で、半日ほどベルを1人で留守番させたが、なんとか持ちこたえたようだ。

今朝、散歩から帰った家人が、ベルが吠えたと言った。以前から出会うと吠える、ミニチュアダックスフンドの3匹と、今朝も出会って吠えられると、ベルは威嚇するように一声吠えたと言うのだ。吠えるという行動は、忘れていないらしい。
 所で昨日の句会で、「錯覚」の題に(錯覚かぼけか自分もわからない)と出したが、ボツになった。

2013年3月6日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 146

 2013年 3月 6日(水)晴れ

 ベルの悲鳴に何事かと駆けつけてみれば、鎖が左前足首に絡みついていた。急いで外してから「あれ?ベルが声を出した」と、気が付いた。

少なくとも声を出す機能は、大丈夫らしい。後は気持ちの問題なのだろうか?
 夕方、一緒に公園へ散歩に出掛けた。梅林は一気に8分咲き、春が来ると(まんず咲く)から「まんさく」という名前が付いたというまんさくも、満開だった。ベルはしごく満足そうだった

2013年3月5日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 145

 2013年 3月 5日(火)晴れ

 定例の句会で、ベルの発病以来初めて外出した。
よく、帰宅するとペットが迎えに出るとか飛びついてくるという話を聞くが、ベルに限って今までそんなことはなかった。どちらかというとベルはシャイで、私に一定の距離を取っていた。帰宅しても犬小屋から一寸短い首を伸ばして見るだけだった。
 所が今日は、自転車を降りた途端「クンクン・フンフン」と、甘ったれた声が聞こえてきた。いい年をしていい加減にしてよと、言いたくなったが、ま、良いかあ。

2013年3月4日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 144

 2013年 3月 4日(月)曇り

 発病して5週間。ベルは着実に体重も増え、散歩の時はしっぽを挙げて歩くようになった。
ストレスから「急性胃腸炎」に罹った友人に、「犬と同列にして悪いけど」と前置きして、ストレスってバカにならないねと話し合った。因みに彼女も、気分的には鬱状態だったと言った。

2013年3月1日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 143

 2013年 3月 1日(金)曇り・強風

 3月と共にとびきり大きな春一番が吹いて、花粉症持ちは涙と鼻水に明け暮れている。歳を取ると花粉症が治まるなんて、一体誰が言ったのか、恨み言のひとつも言いたくなる。
 他所の国から見て、東京オリンピックの一番の関心は「原発の絶対安全性」だと思う。なのに、福島原発事故の原因も未だわからないんじゃあね。

2013年2月28日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 142

 2013年 2月 28日(木)晴れ

 掛かり付けの歯医者は、駅側ビルの5階にあって見晴らしが良い。「先生、30年後ここから見る景色は、どんなでしょうね」と、話しかけた。

私達は同じ頃にここに引っ越して来たので、過去30年の変遷は知っている。若い人がわんさか街を歩いていて、駅前スーパーは、勿論商店街は賑わっていた。

 所が最近、駅前百貨店が、マンションへと建て替えられている。
 地震、大気汚染、人口爆発、高齢化と多くの問題を抱えて、30年後は、この窓からどんな景色が見えるだろうか?

2013年2月27日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 141

 2013年 2月 27日(水)雨

 家人は「ベルの日誌に書くことが少なくなった」と言う。ベルの介護を始めてから、餌・排泄・行動など毎日記録しているが、そのことだ。今はほぼ以前通りの生活が戻り、特に書き記すことも少なくなったので、それは結構なことである。
 食欲も出て来て、特に鶏肉の皮を焼いた時に出る油が、好みだ。一方、以前あれほど好きだったチーズは、見向きもしない。身体にも大分肉が付いてきている。然し未だに吠える声は、聞けない。

2013年2月26日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 140

 2013年 2月 26日(火)

 ひと月ぶりに、ベルと公園へ行った。心臓の具合も良くないと言われているので、公園までの往復は自転車だ。
 公園の梅は、1,2本蕾がふくらんでいる程度で、河津桜の蕾は未だ固かった。

ゆっくりと散歩して帰ろうとしたとき、サムと会った。サムも去年の夏の暑さでやられて以来急に老けて、顔や身体が白髪だらけとなり、後ろ足が震えている。体調も良くないと言う。      

 ベルも食べられなくなって、かくかくしかじかと説明しているところでベルは鼻を鳴らし、サムのお母さんからおやつを貰ってぺろりと平らげた。

「食欲あるじゃない!?」と言われて・・・返事に困ったが、まあ治りつつあることで、喜ばしい。

2013年2月25日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 139

 2013年 2月 25日(月)

 寒さが続いている。こう寒くたって昨日のように風が吹くと、もう花粉が大暴れで花粉症持ちを泣かしている。
 ベルは順調に体重を増やし回復しているが、「声」が出ない。発病以来ウンともスンとも言わないのだ。

 さては脳の病気で後遺症かとも心配するが、心身症だったとすればそのうち声も出るだろうと、のんびり構える。昨日は、散歩を催促して鼻を鳴らした。

2013年2月22日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 138
 2013年 2月 22日(金)
インドへN番外編
 私が帰宅してから2週間経ち、ベルは日に日に回復している。食欲も戻ったし、ゆっくりだが散歩にも出掛けられるようになった。昼間は自分の小屋に戻って呆れるほどよく寝ている。これで体重が戻ればもう安心と、私達はやっと胸をなで下ろした。
 今回の異変について掛かり付けの鍼灸師は、私の不在によるストレスだという。まさかと否定はしたものの、ベルと私の体調は同じテンポで回復している。ベルも私も動物という同じ生き物なのだ。
2013年2月21日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 137

 2013年 2月 21日(木)
インドへM番外編
 板でも包んだようにぺったんこな毛布が、ベルの姿だった。呼びかけに反応はなく、食べられない、歩けないで、頭はだらんと落ちている。時々部屋の隅に頭を押しつけ、唸る。
日に日に弱って行くベルを、家人はなんとか私が帰宅するまで持たせようと、毎日医者に通って点滴代わりの注射をして貰っていたという。
 散々検査したあげく獣医師は、「原因の特定は出来ない」と、その理由を紙に書いてくれた。取りあえずステロイド剤、抗生物質、血管拡張剤、胃薬を処方された。栄養よりは水分補給が優先との助言で、私達は介護日誌をを付けて、3時間おきの給水を実行した。 ステロイド剤が効いてきたと獣医師は言ったが、3日目あたりから水を沢山飲めるようになった。

2013年2月20日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 136

 2013年 2月 20日(水)
インドへL
 ペナレスでのたった1日の経験が、私には強烈すぎた。ここは何でもありの混沌の中で、弱肉強食が機能している。混沌ではあるが、阿鼻叫喚ではない(と私には感じられる)のが、不思議だった。同じ人間として、人間とは何か人間はどうして生まれて来るのか、人間はどうして生きなければいけないのか考えずにはいられなかった。納得出来る答えが得られるはずもなく、重い頭痛となって残った。また膝に力が入らなくなり、帰り道で3回もこけた。
 はるばるインドまで来て、歳ばかり食って軟弱な人間だと言うことを、思い知らされただけだった。
 ほぼ脱水状態でなんとか家に帰り着いたが、家ではベルが死にかけていた。

2013年2月19日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 135

 2013年 2月 19日(火)
インドへK
 この日、午後は廃墟を見物してから再度船で、ペナレスヘ向かった。そこで満月の月の出を待つのだ。
川岸には宗教行事を見ようと、あちこちから船が寄ってくる。私達の船に、ぶつかりそうになった船の舳先を掴んで押しやったツアー仲間の男性が、あっと声をあげた。舳先を掴んだ手が、蠅の死骸で真っ黒になっていた。冬にも関わらす、ガンジス河には小蠅がわんさかといる。虫取りスプレーを持ってこいと言ったのは、このためだった。ガンジス川はゴミ捨て場でもあり、時々ポリ袋がぽっかりと浮かんでくる。それがまるで頭蓋骨に見える。おまけにマスクを通して、臭気がひどい。振り向くと赤い満月が、懸かっていた。どす黒い赤い月に怯え、もう少し登ったら見慣れた黄色の満月になるだろうと心を落ち着かせたが、私達が船から下りるまで、不気味な赤い月だった。
 6時から始まる予定の宗教行事は、30分を過ぎても始まらない。何でも個人的な祈祷願いが優先しているからだという。どこでもいつでも現金が優先する。

2013年2月18日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 134
 2013年 2月 18日(月)
インドへJ
 ペナレス。
 早朝の沐浴情景を見学して、昼間は旧市街というか日本のアメ横のような商店街へと出掛ける。人がすれ違うのがやっとという横町にも、何所へ行くのか野良牛も歩いて居る。牛は裸足だが、人間も裸足の人が多い。牛ははしこい顔付きをしている。グプタ氏は我々かもを、たくみに自分の息のかかったお土産物屋へ誘導する。レンタルだという赤ん坊を抱えた、物乞いがどこまでも付いて来る。大人ならはっきりと拒否もするが、せいぜい5,6歳と思われる女の子が赤ん坊と空の哺乳瓶を抱えていると、つい1ドルくらいならと言う気になる。
リキ車の車夫も、チップを要求する。するが彼らは、相手の懐具合を冷静に看破している。私達はせいぜい1ドル位の要求だが、2ドルから10ドルも要求された話を聞いた。私達は固まり、緊張して人混みを歩いた。
2013年2月15日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 133

 2013年 2月 15日(金)
インドへI
 ペナレス。その雑踏ぶりや、沐浴光景はテレビや映画で見聞きしていた。
 日本からデリーへ飛び、一泊してから更に空路ペナレスへと移動した。インドの国内航空ボディチェックは、男女別だ。埃だらけの国立博物館へ入るときも、月明かりのタージマハル入場の時も、男女別チェックを受けた。入り口は別々で、中は混浴の日本の温泉に似てはいなか?と言えば、インド人は怒るだろうか?
 インドへ入って2日目の現地時間5時半、日の出前にガンジス河の沐浴場へと向かった。満月の日は特に御利益があるとかで、人出が多い。会場が近づくに連れて片側1車線の道路は、人、リキ車、車、が押し合いへし合いしている間を、野良牛野良犬も混ざって器用に歩く様子を、道ばたの屋台の裸電球が照らし出す。混雑を一層駆り立てるのが、無用な車のクラクションだ。クラクションの付いていないリキ車は、運転手が口で(パーパー)とか言う。インドとはいえ、1月のこの時期のこの時間、私達はダウンコートを来ている。軒下に着の身着のまま寝転んでいる人、行者の様に痩せこけた人々が、ずらりと座ってお椀を差し出している。物売りが執拗につきまとう。裸足の人が多い。
 ガンジス川面までは階段が降りていて、沐浴をする人終わった人達の着替え場所にもなっている。隣接して焼き場もあり洗濯場もある。また、家庭ゴミの廃棄場所でもある。河に供養の為の花(金盞花に似ている)と蝋燭を売っている女の子がいた。案内人のグプタ氏は、みんなからひとつ2ルピーずつ取って(参加者は17名)女の子には、2ルピーしか払わなかったと、マグノリアさんが目を剥いた。

2013年2月14日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 132

 2013年 2月 14日(木)
インドへH
 ツアー5日目の夜が、いよいよお目当ての「月明かりのタージマハル」見物だった。ここは1回50人、30分という制限のうえ、たどり着くまでに何回かの身体検査、バスの乗り換えなど戒厳令を思わせる厳重な警備ぶり。私達は22時半からの見物で、小さな灯りをひとつともしたタージマハルは、遠く小さく夜霧の中に霞んでいた。見物客には他の団体の日本人客もいて、このために新しくデジカメを買ったが、上手く撮れないので満月で我慢するなんて、ぼやいている人もいた。
 翌日の午前中に再度ここを訪れたが、夕べあんなに遠く小さく見えた廟は、目の前にしっかりと存在していた。
 私の体力はここまでが限界で、この後の見物は止めてバスの中で休み、午後からはホテルへと戻って休んだ。
 何もすることがないので、他人の懐を計算してみた。廟の入場料は1人、750ルピー(多分、観光客値段)。1日10回の入場で合計500人。それに開催の5日間をかけると1875千ルピーで。日本円に直すと約375万円となる。物価の差を考えれば、これはたいした実入りである。

2013年2月13日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 131

 2013年 2月 13日(水)
インドへG
 さて、70代の老夫婦は、背中を丸めて歩いてはいるものの、団体行動に遅れるようなことはない。過労で食べ物が喉を通らなくなっている私を尻目にしっかりと、召し上がる。貴金属店へ立ち寄ったときに「何かお気に召したものが、ありますか?」と訪ねたら、「いいえあなた、もうこの年になると首に掛ければ首が痛むし、腕に付ければ腕が重いでしょ?もう何もいりません」と、にこにこした。
 空港で身体の大きな外国人達と一緒になった時に彼女は、「これだもの日本人はなかなかオリンピックじゃ、勝てませんよね」と嘆息した。
 食事の時は勿論休憩の時も、このご夫婦は実に楽しそうにお喋りをされる。どちらかが一方的に喋っているわけでもない。思わず1句ひねった。
 「いたわりを優しさに包み老いふたり」

2013年2月12日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 130

 2013年 2月 12日(火)
インドへF
 今回のインドツアー参加者17名は、どなたも旅慣れた人達ばかりで、アフリカ、南フランス、ペルーと、もう次回の旅先を決めている人もいた。
 5組のご夫婦のうち、4組は60代でひと組が70代後半だった。不思議な関係だったのは夫婦と夫の姉、そして友人と4人で参加したグループで、お喋りな夫は「姉ちゃん、ねえちゃん」と言って、いつも姉とくっついていた。またある夫婦は、二人分のパスポートは、夫が胸から提げていた。勘定は妻が顔を動かすだけで、夫が支払った。行く先々で、夫は妻を撮りまくっていた。
余計なお世話だが、あんなにヒステリック(な感じ)の奥さんをバシバシ撮ってどうするの?と、半畳を入れたくなる。きっと夫の方に、そうしなければならない事情があるのだとか、意地悪ばあさんは想像する。山梨県から見えたというご夫婦は、(動けるウチに世界3大瀑布を廻る予定)と、話した。夫がリタイヤーして間もないというご夫婦は、まるで幸せ夫婦の見本のような雰囲気をあたりにまき散らしていた。

2013年2月11日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 129

 2013年 2月 11日(月)
インドへE
 帰国してからラジオのニュースで、「警察官が強制わいせつ事件で捕まった」と聞いて、私達が訪ねた世界遺産「カジュラホ遺跡群」を思い出した。約1千年前に、赤い砂岩で造られたヒンズー教の寺院群は、エロティックな彫刻で埋め尽くされている。その執拗さに、辟易する。それに較べたら、たった一人が下半身を一寸露出したくらい、どうってことないと思えてしまうのは、私が未だインドに当たっているからだろうか?
 然し、この村は静かで今回のツアーで回った街の中で、唯一清潔な街だった。なんと公園内では清掃をしていて、ゴミ箱もある。今まで廻った所では、ゴミの中に街が存在していた。
 ここのホテルも、清潔で感じが良かった。ここにはプールもスパもついている。ここでも又、インド式エステを頼むとグプタは、決然と「100ドル」と、その他の貨幣は認めない強い意志を込めて宣言した。前回、私達が円を出したのを、根に持っているのだ。
然し、珍しくここのホテルにはエステの定価表があって、私達はしこたまぼられた事が、判明。簀巻きにされて、ガンジス川に投げ込まれるよりも、ここはインドだからしょうがないと諦める。

2013年2月8日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 128
 2013年 2月 8日(金)

 インドへD
マグノリアさんは、インド式エステ「ユールベーダ」なるものを、希望した。またまたオーケーオーケーとグプタさんは請け負って、料金はインドルピーなら5000,日本円なら8500、ドルなら160と言う。エステの相場は知らないが、ルピーや円の約1万円に対して、160ドルはあんまりだ。せいぜい100ドルではないかと、またまたNさんに注文をつけた。
 ややあってから、「私の計算間違いでした。100ドルです」けろりとグプタさんは訂正したが、私達は円で支払った。
2013年2月7日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 127

 2013年 2月 7日(木)

 ヨガと言えば、インドが本場。毎朝公園などで行われているのではないか添乗員に聞いて見たと、マグノリアさんが言った。早速、添乗員のNさんはグプタさんに相談したらしい。オーケー、オーケーとグプタさんは請負い、二転三転したあげく彼の知り合いに連れて行ってくれる事になった。料金は千から2千ルピアという。日本円に直すと1時間の稽古で2千円から3千円はいかにも高い。千ルピアを超えたらキャンセルしようと、マグノリアさんと話が纏まった。

 やはり、希望者3人で合計2500ルピーだという。Nさんに3人だから、切りの良い一人800ルピーにして欲しいと言うと、相談してみますという答え。

然し、グプタは承知しなかったらしく、マグノリアさんに(私が100ルピー出しますから、皆さんは800ルピーで)と、返事があった。若いNさんは、手練れもののグプタさんに抵抗など出来なかったらしい。結局100ルピーは、私達が分割して支払った。

 ヨガそのものは、それらしい風貌の講師で「右とか左」「あと3回」とか簡単な日本語も話し、納得出来る内容だった。

2013年2月6日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 126

 2013年 2月 6日(水)
インドへB
 1月末のインドが、あんなに寒いとは思わなかった。
日本で着ていたダウンジャケットをそのまま着て出掛けて、(一時脱いだときもあったが)ずっとお世話になった。半袖Tシャツなど一度も出番がなかった。
 さて、日本からの添乗員は、今年6年目というまだまだうぶな感じ、33歳のN氏。現地案内人は、日本へは一度も来たことがないが日本語ぺらぺらのグプタ氏。両替屋にして街の案内人。世界遺産の案内人にして様々な斡旋屋。ちょこっと簡易沐浴もすれば、施しもするしたたかなインド商人と、この先何回かニアミスすることとなる。

2013年2月5日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 125

 2013年 2月 5日(火)
インドへA
 今回のツアーは、男性5人、女性12人合計17名のツアーで、ウチ5組がご夫婦だった。また平均年齢は、66,3歳という高齢者ツアーでもあった。
 実はツアー最後の夕飯時に、1月生まれの誕生日祝いと「参加者平均年齢当てクイズ」という趣向があって、ズバリ賞を私が当てた。2番目の人は66,2歳という接戦。彼は男性の年齢をリサーチして、それから奥さんの年齢更に他の女性の年齢をと色々と類推してはじき出したとか。私は体長が悪くとてもそんな余裕はなくて、マグノリアさんと私の年齢を合計して2で割っただけの数字。然し、勝算がなかったわけではない。マグノリアさんと私はそれぞれ若い方と高齢者のピークではないかと、あたりを付けていた。

2013年2月4日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 124

 2013年 2月 4日(月)
 インドへ@
 インドは遠かった。社会科地図帳で見ていたインドへは、ヨーロッパへの半分ぐらいの距離かと勝手に想像していた。
 5年ぶりの海外旅行に、緊張も連れて乗り込んだ飛行機は、隣座席のインド人(日本に1年半いて、デリー郊外に帰る所)が、「マウント富士、マウント富士」と叫んで窓の外を指さすので覗くと、冠雪した富士山の丸い火口を見せてくれ、私は何のためらいもなく(ビューティフル)とか言っていた。
 続いて、エベレストまで見たのは全くの幸運で、あたりが暗くなるまで延々と神々の山々(エベレスト山脈)を遙かに望み、これからの旅がさい先良く、始まった。

2013年1月24日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 123

 2013年 1月24日(木) 曇り

 この冬は、男も女も、子どもも大人も、襟巻きをキュッと締めている人を多く見かける。週末には次の寒波がやってくるらしい。
 さて私は、明日から暖かい(と思われる)南、インドツアーへ出掛ける。友人に@食べ過ぎ飲み過ぎに注意A好奇心に任せて、歳を忘れるなと、注意されている。
(次回は2月4日と、なります。)

2013年1月23日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 122

 2013年 1月23日(水) 晴れ

 寒さが続いている。冷たい風に身体を硬くしている親を尻目にベルは、日陰に残った雪を食べている。
 所で25日からインドツアーに出掛けるので、準備に追われているが、ニューデリーは最高気温20と言われても服装のイメージが浮かばない。添乗員は、帽子手袋マフラーに薄手のダウンというが、冬のコートはひとつしかないので、日本の真冬の恰好で出掛けることにする。

2013年1月22日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 121

 2013年 1月22日(火) 曇り

 元横綱大鵬の現役場所を観た、と言うのが私の密かな自慢だ。相撲の強さも生き方も、真面目・一生懸命・ひたむきそのまま。あえて言えば、「昭和の人」だった。

2013年1月21日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 120

 2013年 1月21日(月)晴れ

 昨日、福祉センターフェスティバルで、私達の「歌う会」は、しっかりと歌い切り、沢山の拍手を貰った。興奮を残したまま何人かで、近くのファミレスで「打ち上げ」。ああだこうだと際限のないお喋りを、楽しんだ。所で、地域の催し物にもお爺さんの参加は少ない。団地に住んでいるAさんは「そうなの。この頃イヤにお爺さんが増えているんだけれど、行き場所がないのかあっちでうろうろこっちでうろうろしてるの。図書館なんか、開くと直ぐソファ席はいっぱいになって、傍を通ると加齢臭がするのよ」と、顔をしかめる。「これから亭主の面倒を見るのは、大変よ。老老介護だもの。アタシは早くにいなくなったから、今はぜーんぶ自分の為に時間を使える」と言って、みんなを羨ましがらせた。

2013年1月18日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 119

 2013年 1月18日(金)晴れ

 日差しはあっても、風が冷たい。
日曜日の「いきいきセンターフェスティバル」に備えて、歌う会の最終稽古があった。出来は万全というわけではない。毎月2回、高齢者が集まってみんなで歌を歌って楽しむのが目的なのだから、ほどほどが私達には丁度良い。
 終わってから、パン屋で仲間とお茶をした。自分の病気のこと、夫がアルツハイマーと診断された事、それぞれが事情を抱えながら、一時歌を歌うことを楽しんでいる。

2013年1月17日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 118

 2013年 1月17日(木)曇り時々晴れ

 暮れに、エアーポンプとヒーターが続いて故障して、熱帯魚のグッピーが全滅の危機にさらされた。160匹いたのが、一気に20匹位になってしまった。
 家人は「良かったじゃないか」などとうそぶくが、私の心中は複雑だ。
然し春先の田圃にいるオタマジャクシのように、うじゃうじゃいたグッピーも、今や水槽内を華やかな尾びれを見せびらかすようにゆったりと泳いでいる。
 狭い場所に暮らしていたときは、やはりストレスが溜まったのだろうか?
然し困った事に、メスのお腹がもう、はち切れんばかりにふくらんでいることだ。
 凄い生命力に、もうお手上げだ

2013年1月16日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 117

 2013年 1月16日(水)曇り

 数年前からその兆しがあったらしいが、家人は何回もレントゲン写真を見ては「やっぱりつぶれているなあ」とため息をついては、落ち込んだ。「脊柱管狭窄症」で、ベルの散歩中も歩けなくなり、ベルが心配そうに家人の顔を見上げるという。
 身体に痛みや不具合があると、心配や不安が一気にふくらんで動揺してしまうのは、家人に限らない。「早く何とかしてくれえ」と医師に泣きつくのが、私も含めて一般的だ。
 所が医師のように、自分の身体の変化を冷静に見極め、対処を考えられる人もいる。秋山さんだ。
 今回の足に限らず、(10年ほどまえだったか)医師さえ解らなかった頭痛の原因を指摘し、対処した事もあった。
 何が違うのだろうか?

2013年1月15日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 116

 2013年 1月15日(火)晴れ

 昨日は積雪10pとか15pとかで、このあたりも結構積もった。そして(雪のあしたの裸洗濯)の例え通り今日は朝から良いお天気で、午後になるとがさごそと雪かきの音が聞こえて来た。
 我が家の前は、ここへ引っ越して来た当時、将来バスが通ると言われた幅広の道路。
家の前は昨夕片付けておいたが、両隣の娘さんが出て来て道路中央まで雪かきをしているので、私も出て行って仲間に加わった。更に向かいのお嫁さんも出て来て、女性4人で雪かきをしたが、既に凍り付いている部分もあって難儀した。
 私は大汗をかいて、直にギブアップしたが、女性達の逞しい働きに感心し、世代交代を、イヤと言うほど思い知らされた。
私も「ご苦労様です」と言って、見物するのが身の程だった。

2013年1月14日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 115

 2013年 1月14日(月) 初雪・大雪

 「歯医者に行くから」と言って歌う会を中座した時、隣のAさんが(良いわねえ、治療する自分の歯があって)とつぶやいた。
 先生にその話をすると、(そうなんだよ。大概が歯周病で、歯がぽろりと抜けちゃう)と言って、色々と説明をしてくれた。
 老化は目と歯からの例え通り、私もその渦中にある。
2百年前に生きた伊能忠敬は、72歳の時(歯が1本もなくなって、奈良漬けも食べられなくなった)と、娘に書き送って居ると言う。
 寿命は伸びても、人間の身体は大して変わらないものらしい。

2013年1月11日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 114

 2013年 1月11日(金) 晴れ

 寒さが続いて、外に出るのが億劫だ。それに近くの店舗は閉店したり、商品が若向きとなったりして、なかなか気に入ったものがない。
そこで冬バーゲンのメールが届いた、ネットを覗いて見た。意外に安いものがある。毎年寒そうなコートを着ている娘に、1万円しないダウンコートを見つけた。襟元手足首がリブ編みになったパジャマも、格安で見つけた。自分にはずっと探していたヨガパンツも買った。ただ、色々見ていると、欲しいものが次々見つかるのが困る。

2013年1月10日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 113

 2013年 1月10日(木) 晴れ

 去年1週間ほどで止めた「写経」を、今年再開した。
この所文字を忘れている事に焦ったのがそのきっかけだが、未だ2回目だから偉そうには言えない。気張らないで出来るだけやろうというスタンス。
 日付や名前も入れて300字弱の般若心経を書き写すのに、約1時間かかる。内容は全く理解していないが、音読みをしながら書き写す。
 これが、絵を描いているときとは全く違う静かな時間となる。

2013年1月9日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 112

 2013年 1月 9日(水) 晴れ

 「強がりも淹れてコーヒーひとり飲む」は、遠路はるばる句会に参加したKさんの句。新年会もお開きになろうとしたとき、「俺に1曲歌わせてくれ」と立ち上がった85歳のBさんは(今日も楽しく遊びました。これは会長さんのおかげです。〜幹事さんのおかげです。)と唸って、やんやの喝采を浴びた。
 みんなそれぞれ、懸命に生きている。愚痴ってなんかいられない。自分のやり方を見つけて、努力するっかないか!

2013年1月8日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 111

 2013年 1月 8日(火) 晴れ

 初川柳句会。お題「厄除け」私の句厄年の前に検診受けておく気の強い妻前に立て厄を除け は、仲間たちの爆笑を誘った。
お開きになってカラオケに行き、更にAさんが割引券を持っている中華料理屋へ繰り込んで、ケンケンがくがく川柳論を話し合った。

2012年12月24日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 110

 2012年12月24日(月)晴れ

 数日前、川柳仲間のAさんから電話があった。(クリスマスイヴは何時もひとりぽっちで淋しいから付き合って)という。彼女は大きな家に、独身の息子と住んでいる。近くに娘さん家族もいる。だが、それぞれに忙しくて一人なのだという。「えー私は、家に亭主がいるんだけれど」というと「あ、そうか。じゃあ連れてくれば」なんて、暢気な事を言う。
 午前午後は用事があるけれど、夕方だと言うからOKした。他にやはり独り者のBちゃんも誘ったという。つまり私は独り者だと思われているらしい。

2012年12月23日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 109

 2012年12月19日(火)曇り・晴れ

 今日の予定は、照明器具3つの掃除だった。

先ず、表面の埃を取ってからと考えて、掃除機を取りだした。掃除機の吸い込み部分を取り外した時、糸が絡んでいるのに気が付いてそれを取り除こうとしたのが始まりで、次々と汚れが目立ちとうとう分解して水洗いすることなった。
 たった照明器具3つの掃除で、半日かかった。

2012年12月22日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 108

 2012年12月22日(土)雨

 夕方まで、しょぼしょぼと冷たい雨が小止みなく降り続いた。
そんな中を、マグノリアさんのドアツードアー送迎で、佐倉市民音楽ホールへ、吉野直子さんのハープを聞きに行った。
 座席が良かったのかも知れない。彼女の紡ぎ出す音が、直接私達の所へ響いてきた。聞き終わってマグノリアさんは「脳みそが柔らかくなったみたい」と、感想を述べられたがその通り、柔らかくて強い、真摯な音色だった。
 私達はすっかり満足して、それぞれ帰りを待ちかねている犬たちの所へと、急いだ。

2012年12月21日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 107

 2012年12月21日(金)曇り 冬至

 今日から幼稚園は冬休みとかで、あかりちゃんとチーちゃんがお母さんにくっついて、ヨガ教室にやって来た。あかりちゃんは3歳、チーちゃんは4歳だ。

先生に言われて前列は、私とあかりちゃんチーちゃんの3人。お互いに初対面でなんとなく意識してしまうので、あかりちゃんと、じゃんけんをした。二人ともヨガは2回目とかで、身体は柔らかいし先生の指示に従って、私達と一緒のポーズをちゃんとこなす。でも腹筋を使うポーズの時あかりちゃんは、金魚のあぶくのようなため息を「ぽっ、ぽぽっ」と、漏らす。二人組やみんなで丸くなってやるポーズもやって、今年のお稽古は終わった。帰りに、みんなは先生からビスケットを2枚ずつ戴いた。

2012年12月20日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 106

 2012年12月20日(木)晴れ

 東京へ出たついでに、銀座4丁目あたりをぶらついた。
和光のショーウインドウ、ミキモトのクリスマスツリーが、冬の日差しに揺れていた。なにか違和感を覚えながら三越銀座店へ入った。ここもクリスマス前にしては、人出が少ない。地下鉄へエスカレーターを降りていた時に、アッと気が付いた。クリスマスキャロルが一切聞こえていない。静止画像を見ているように、あたりが静かなのだ。夕方、或いは夜になれば一変して、騒がしい銀座になるのかも知れない。
 然し、こんなに静かな銀座4丁目も、悪くない。

2012年12月19日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 105

 2012年12月19日(火)曇り・晴れ

 今日の予定は、照明器具3つの掃除だった。
先ず、表面の埃を取ってからと考えて、掃除機を取りだした。掃除機の吸い込み部分を取り外した時、糸が絡んでいるのに気が付いてそれを取り除こうとしたのが始まりで、次々と汚れが目立ちとうとう分解して水洗いすることなった。
 たった照明器具3つの掃除で、半日かかった。

2012年12月18日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 104

 2012年12月18日(火)曇り

 友人は、ほぼ半日掛けて新聞を、隅々まで読むと言う。
その友人が興奮気味に、電話を掛けてきた。「東電株が5%も上がったのよ。出来高も最高だって。」選挙の結果だという。
 そうか、震災後盛んに「絆」と言われているが、その内容は人と金の事だったか。いいよいいよ、大金持ちも小金持ちもせっせと儲けて。

 消費税を上げる前に、取引税や富裕税を大幅アップだ。

2012年12月17日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 103

 2012年12月17日(月)曇り

 (どうして未来の党が伸びなかったんだろう)夕飯の時つぶやいたら家人は「小沢がいるからだ」と、答えた。わりとリベラルに考える家人もマスコミに毒されていて「小沢=悪」の図式を信じている。マスコミは報道しないが彼は、「記者クラブ制度の廃止」を唱え、彼の記者会見は誰でも入れるとか、良い事もやっている。

2012年12月16日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 102

2012年12月16日(日)晴れ

 朝一番で選挙に出掛け、帰りにパン屋へ寄ってブレックファーストと洒落た。外で済ませると、片付けもないかららくちん。
 今度の選挙は、政治屋の暴走を縛ると言う事で選んだ。
 暖かだったので、換気扇と下水の掃除に挑戦した。

2012年12月15日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 101

 2012年12月15日(土)雨

 世界一の高山「エベレスト」は、インド大陸が南極大陸やオーストラリア大陸から別れて北上し、ユーラシア大陸にぶつかって出来たと教わったのは、小学校の社会科だったか?
 原子力発電所の敷地に、活断層があるとかないとかニュースになっているけれど、大陸が動いているのなら活断層だらけって事だと、ドしろーとのおばあさんは思うけれど・・。

2012年12月14日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 100

2012年12月14日(金)晴れ

 今日も晴れて、日中は穏やかな暖かい日差しがたっぷりだったが、日の暮れるのは速かった。高齢者の我が家は、雨戸も引いて、5時過ぎにもう夕食を始めた。この時点で、犬もグッピーも夜モードに入れてある。
 明後日は、3.11後初めての総選挙がある。投票に行く前にぜひ、あの時に何を感じたか思い出したいと思う。

2012年12月13日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 99

2012年12月13日(木)晴れ

 どんなことでも「断る」という行為は体力気力が必要で、高齢者には苦手だ。

若くても疲れているときは、面倒だからと納得はしていなくても、OKを出してしまうことは良くある。世の中はそんなか弱い「老齢者」を目当てに、電話勧誘とか訪問販売とかが賑やかだ。
 今日は新手の訪問販売が来た。玄関先につけまつげばっちり、むちむちした若い女性が、大きな箱を抱えてニコニコと立っていた。「スイーツです。金沢限定の」と言って、箱の中の大きなワッフルを見せた。他にも金沢ラーメンなども入って居る。その間も彼女は、喋りっぱなしだ。お喋りの隙間を狙って「病気持ちだから甘いものはダメなの」と断った。「じゃあお母さんに」とすかさず迫る。「私も痩せるように言われているからね」と言うと、意外にもすんなり引き下がった。

2012年12月12日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 98

2012年12月12日(水)晴れ

 12月になると、おせち料理が気になる。あちこちでチラシを見て、値段は高いが、美味しそうだし私も楽が出来るから、今年は「宅配おせち」にしようかと、ほぼ気持ちを決めた。友人に聞いて見ると、「結局食べないで残る」と言う。
なおもネットで検索すると、500円のお試し用があったので申し込んだ。送料は850円で、合計1350円。
 冷凍で届いた見本は、見た目良いが味は塩辛いかべた甘。おせちは保存食なのだから、それまでと言われればそうなのだが。
結論は、何時も通りのおせちを、作ることにした。

2012年12月11日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 97

2012年12月11日(火)晴れ

 「今日はお天気が良くて、気持ちまで晴れ晴れする」と、友人が電話をかけてきた。

私もお天気につられて、近くのスーパーへ買い物に出掛けた。カートを引っ張り出したら、手元に手提げがかかっていて、中から札入れが大きく顔を出している。明日は我が身、今頃大慌てしているのではないかと、サービスカウンターに届けた。

 さて店内に入ると、果物売り場で分厚いコートを着た高齢の女性が、棚の葡萄に手を伸ばして選んでいた。と、コートの袖が引っかかったのか、葡萄のパックが通路に転がり落ちて、粒が散らばった。傍を通る人が、踏みそうになる。然し女性は一向に無関心で、なおも葡萄を選んでいるのでつい、「落ちましたよ」と声を掛けたら意外にも大声ではっきりと「知っています」と、どやされた。
 私も高齢化社会の一員だ。電話をかけてきた友人と(いつまで一人で生活できるのかしらね)と、ため息をついた。

2012年12月10日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 96

2012年12月10日(月)晴れ

 被せた部分が外れたので、歯医者に行った。先生は持参したかけらを見て、(ああ、やっぱり)と言う。ため息が出るほどの症状なのかと、少し構えた。土台部分の歯が、噛む圧力に耐えきれずに欠けて、被せた部分と一緒に外れたらしい。(こうやって、少しずつ歯が弱って行くんだよ。私も休みの日には歯医者に通って、同じ治療を受けているから気持ちが分かる)と、続けた。
 「インプラントはイヤ。あるもので我慢します。」とお願いすると、(あるもので、なんとかしてみよう)と言ってくれ、今日はレントゲンを撮った。

2012年12月9日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 95

2012年12月 9日(日)晴れのち曇り

 先日の「カラハモ第1回発表会」でのフィナーレ曲、「百万本のバラ」を聞いたとき、思わずAさんを懐かしく思い出した。
 「百万本のバラ」は、昔の組合運動の仲間Aさんと結びついている。Aさんは高野山高校出身とかで、弘法大師の教え「一人はみんなのために、みんなは一人のために」なんて言っていた。Aさんはひとつの仕事を仕上げて、50代であっけなく逝ったが、ひとを信じ、仲間が信じられたあの時代は、今にして思えば、夢のようだったと、おもわず目頭が熱くなった。
 昔を思い出して涙するなんて、ああ私も正真正銘の「年寄り」だ。

2012年12月8日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 94

2012年12月 8日(土)晴れ

 秋になって「歌う会」は、毎回欠席者が多い。旅行などという理由は結構だが、ご本人が又転んで骨折したとか、配偶者の入院退院というのも多い。「あの人は真面目だから、自分も病気になったみたいな気になるのよ」今日、ご主人の病気が理由で退会したAさんを、Bさんはこう表した。因みにBさんは「主人が入院していた方が、楽なのよ。若いときは無茶したから、自業自得だっていうの」と言い切る。
 自分の「老い」だって背負いかねるのに、夫婦二人の「老い」が、具体的に病気という形になって現れてくると、難しいなあ。

2012年12月7日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 93

2012年12月 7日(金)晴れ 夕方地震有り

 その時私は、カラハモ第1回定期演奏会から帰りの、車の中に居た。交差点で信号待ちをしていたとき、なんだか車が左右に揺れた。あれ?気のせいかなと思っていると、運転をしていたAさんが「地震。ほら電信柱が揺れてる」と言う。信号が青に変わっても、交差点に集まった車はどれも同じようにじっとして動かない。

幸いこのあたりはたいしたことが無くて済んだが、重なる地震に被災地の人達を思った。
 所でカラハモというのを初めて聞いたが、ハーモニカという個人的な楽器が、演奏楽器へと画期的にジャンプしたと、感じた。聴き応えのある3時間だった。

2012年12月6日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 92

2012年12月 6日(木)晴れ

 朝のウチは強い風が吹いて、東北・北海道では大分被害があったらしい。本屋へ行ったついでに、大きな文字の(日めくりカレンダー)を買った。
 明日は、友人と連れだって編集長のカラハモ第1回定期演奏会を聞きに行く。

2012年12月5日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 91

2012年12月 5日(水)晴れ

 さて、昨日の句会で抜けた(選ばれた)私の句。

ついでにいうと、選句というのはかなり選者の個人的好みに左右されるもので、先日家人は、句会でボツになった句が全国紙で抜けた何てこともある。

題「酔う」二次会の予算はなくて酔った振り徘徊と間違えられた千鳥足

 「寝言」老夫婦ポチの寝言で盛り上がり聞かされた寝言で夜中の大喧嘩

2012年12月4日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 90

2012年12月 4日(火)雨のち曇り

 句会が終わってからファミレスでの昼食会(有志)は、気の置けないお喋りの時間。
AさんとBさんは共に80代半ばと、始め。句会が始まった5年前は当然、若いBさんの方がお元気だった。と言うよりも未だギラギラしていて、忘年会・新年会などでは、隣に座った女性のお尻を触ったりしてみんなに厭がられた。所が2年ぐらい前からがっくりと老け込んだ。見た目もそうだが、句の内容も妻や孫に限定されている。
 一方Aさんはひとり暮らしにも拘わらず、お顔はてかてかして句の内容も艶っぽく、お若い。お二人の違いは何か?仲間のTちゃんは、こう解説する。Aさんは、他にも幾つか趣味を持っていて、中でも女性2人を加えた仲良し4人組で、毎週1日がかりで花札遊びをやっている。それが一番の秘訣だというが。

2012年12月3日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 89

2012年12月 3日(月)曇り

 最高気温は10に届かず、今日も寒かった。
我が家は、夕方5時前には雨戸を閉めた。夕飯は、長葱をたっぷり入れた煮込みうどんを2人ですする。たいした話題もなく、ニュースを見て、老人家庭の1日が終わる。

2012年12月2日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 88

2012年12月 2日(日)晴れ・曇り

今朝は、畑も空き地も一面真っ白に霜が降りていた。昨日降った水たまりには、薄氷も張っている。そこを裸足のベルは、いつもより丹念に臭いを嗅ぎ、うろつき廻った。

 日差しの出ているウチにと、チューリップの球根をプランターに植えた。作業中にふと思い出して、マグノリアさんに「ストロベリーポットが、D2で998円で出ていた」とメールした。すると「2年前にD2で買いました」と、返事が来た。
 私もかなりいかれていると、自覚せねばなるまい。 

2012年12月2日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 87

2012年12月 1日(土)晴れ・曇り・雨

 晩秋が、一気に冬へとジャンプした。
最近の下着は薄くて暖かいが、それでも重ね着をすると身体の動きが鈍くなるので、気を付ける、つもりではいる。
 グッピーも水温が低くなって、動きが鈍い。
幾らか暖かいのか水槽の上に集まっている。下の方でじっと動かないのも何匹かいる。汲み置きの水を温めて、少し足してやった。
買い物のついでに、ホームセンターへ寄ったら、水温を常に26に保つグッズも売っていたが、少し迷って買わなかった。これ以上増え続けられてはたまらない。

冬ぐらい、じっとしていて貰いたいと考え直した。

2012年11月30日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 86

2012年11月30日(木)曇り

 半日をプリンターで振り回された。
7千円出して修理したプリンターが、半年も経たないで又故障した。2階の家人のプリンターを当てにするのも鬱陶しいので、買うことにした。夕べネットで調べて、近くの量販店へ行くと、最新モデルばかり勧める。メモしていった商品を言うと、「それは型落ちですよ」なんて言う。でも、目立つ場所に積んであるではないか!然も、夕べ調べた値段より1500円高い。ついでにインクもと言うと、それも高い。結局、ネットに出ていた値段で買うことが出来た。
 さて、帰宅して早速プリンターをセットしてパソコンと繋ぐ作業をしたが、インストールはするのだが最後でパソコンがプリンターを認識しない。最初から手順を繰り返したが同じ事。他の接続なども注意してみたがダメ。最後にUSBケーブルを疑って、買った量販店に相談した。さっきとは違う店員(メーカーからの派遣だと言った)が、原因は幾つかあるがUSBの原因は先ず無いと断言する。更にプリンターその他をここに持参して貰い修理は出来るが、その場合手数料が3150円発生する。それは出来ないでしょうから、自宅へ伺って修理する場合は出張料だけで7千円はすると脅かす。私はそれならば、ここへ持ってくると宣言して、一式を持参した。
 さて、結果は「欠陥商品」だったのだ。対応した3人目の店員はいろいろ試してからそう言って、別のと取り替えてくれたが、謝りはしなかった。「こういう事ってあるんですね」と、水を向けたが「めったにないんですが」と言って、パソコン本体、ディスプレイ、プリンターを車に積み込むのを手伝ってくれただけ。
 お兄さん達は、お婆さんだからって甘く見てるんじゃあないの!

2012年11月29日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 85

2012年11月29日(木)晴れ・曇り

 レジに並んでから、慌てて四角錐の大きな柿・富士柿をひとつカゴに放り込んだ。
レジのおばさんがにっこりして、「これは美味しいですものね」と声を掛けてくれたので(でも、これは身体が冷えるのよね)と答えた。すると「アタシ、これに当たったことがあるの」と言うではないか。ええっ、まさか果物で食中毒でもあるまいにと思っていると先方は「富士柿を食べた日、なんだか寝付かれずだんだんお腹が痛くなって、救急車で病院へかつぎ込まれて」と続け、そのまま入院して点滴だけで治ったが、原因は分からないと言われたとか。
 買った柿は、朝へ廻すことにした。

2012年11月28日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 84

2012年11月28日(水)曇り
 
 秋晴れが続かない。私の頭の中も同じ様で、昨日出掛けて下車するとき、改札でパスが見つからなくて慌てた。何時も自分が決めている場所に無いのだ。ポケットその他を探したが無い。集合時間が迫っているので、駅に事情を話そうかと思った時、バックの違う場所から見つかった。そこへ入れたのは自分の他はないが、自分でもどうしてそこへしまったか、分からない。
 歯医者の先生と、夫婦で呆けたらどうしようか?なんて話した。子ども達というのは、以外に気づかないし。「そんな時ね、ポストにお宅の御主人はこの頃変ですって書かれた投書があったという、話を聞いた、」と、先生は言う。

2012年11月27日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 83

2012年11月27日(火)晴れ 小春日和

 毎年秋になると紅葉に憧れては、見る時期を逃していた。今年こそはと決断して、「香嵐渓」へ行って来た。
 ツアーバスに運転手さんが2人。そう憧れの「香嵐渓」は愛知県の山間にあり遠いのだ。往復で多分、800q近く走ったと思う。(片道6時間かかって来たが、来た甲斐があった)と駐車場の整理員に言うと、着ぶくれた彼は追いかけてきて「来年もこの時期、是非来て下さい」と答えた。
 拾ってきた紅葉を並べ、秋の透明な日差しを浴びて、巴川沿いの五色、いや七色にも十色にも染まった紅葉を思い出している。

2012年11月26日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 82

2012年11月26日(月)曇りのち雨

 近くの高齢者福祉センターで、ヨガ教室があった。始めに、仲間の女性が立ち上がって、喋り始めた。何事かとみんなが耳をそばだてると、前回彼女が孫ちゃんを連れてきて皆さんにご迷惑をおかけして、申し訳なかったというもの。5歳児だという女の子は、お絵かきをしたりヨガの真似をしたりして、温和しく遊んでいたのだ。聞いていた仲間たちが口々に、そんなことはないと言った。当事者も孫ちゃんを連れてくるに当たっては、先生や事務所に了解を貰っていたのだが今日、所長に呼ばれて注意を受けたとのこと。
 若い所長は、マニュアル通りに動いたまでのことなんだろうけど。

2012年11月25日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 81

2012年11月25日(日)晴れ

 風もなく良く晴れた小春日よりの1日だった。
毎年この時期になると、近くの花屋でシクラメンの売り出しがある。去年は白がピンクに変化する花をかったが、今年は花びらの先が縮れたバラ色のを買った。花を物色していると、「良いの見つかった?」と、声を掛けられた。歌の仲間だ。「12月になれば、ホラ○○通りに面したところで、一鉢千円で売り出すわよ。」と、教えてくれたが、それはそれで良い。
 持ち帰って下駄箱の上に飾るともう、クリスマス・年末の気分になった。

2012年11月24日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 80

2012年11月24日(土)雨のち晴れ

「歌う会」の休み時間、ひょんな事から押し相撲をやることになった。向かい合って立った2人が、両手を突き出して相手のバランスを崩す、単純なゲーム。
 絶対の自信を持っている私よりも身体の大きなAさんが、あっけなくバランスを崩した。タイミングの問題だ。傍で見ていたもっとふくよかなBさんが、(じゃあ今度はアタシ)と言って対戦したが、私は勝ってしまった。この間、わいわい、キャーキャーと、私達は十代に戻って楽しんだ。(三つ子の魂百までも)って、ホントだ。

2012年11月23日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 79

2012年11月23日(金)勤労感謝の日 雨

 予報通り、1日中雨だった。然も寒いので、炬燵に張り付いてミカン食べるという、伝統行事を実行した。
 夕べのTBSラジオ「DIG」に、オウム真理教事件の松本智津夫死刑囚・和歌山カレー事件の林真須美死刑囚・光市母子殺害事件の元少年などの弁護人を務めている弁護士安田好弘さんが登場した。(彼は悪魔の弁護士と呼ばれているらしい)

 安田弁護士の、テレビや週刊誌では触れられなかった事件に関する事実を聞いて、深く納得した。本当に立派な弁護士もいるのだ。

2012年11月22日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 78

2012年11月22日(木)晴れ

 夕方の公園で、久しぶりに犬仲間に会った。
逸るベルを放すとサムが近寄ってきて、ベルを誘って何回か短く走った。見ていたギャラリーは「おー」と、歓声をあげた。

後ろ足の筋肉も落ちて2sも痩せ、すっかり老いぼれたサムはもう、自分から走ることをしなくなって久しい。たまに黒ラブのエマに追い立てられて、茂みへ逃げ込むのがやっとだった。それがなんと、自から走ったのだ。

 感激したサムのお母さんに、ベルはたんまりおやつを貰った。

2012年11月21日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 77

2012年11月21日(水)晴れ

 川柳仲間というか、先生格のAさんは、いつもニコニコしていて、一緒にお茶すると奢ってくれたりする。
Aさんは川柳や趣味関係の経費を、バイトで賄っている事は本人からも聞いていた。地域新聞の配達だと。
 今日、地域新聞を配る人募集のチラシが入っていたので、何となく賃金欄を注意してみると、1枚配って3円と記されていた。えっ、一枚3円!100枚配って3百円。500軒歩いて1500円。新聞に、折り込みを手差しすると割高になるから始めたと、この間聞いたっけ。
 バカなこと言って、コーヒーガブガブ飲んでいた、のーてんきな自分がイヤになる。

2012年11月20日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 76

2012年11月20日(火)晴れ 初霜

 今朝雨戸を繰ると、近所の屋根に白く霜が降りていた。夕べは寒かったわけだ。
「企業献金禁止を撤回」と、夕刊の見出し。維新の会は「太陽の党」に配慮して、最大のウリをあっさりと引っ込めたらしい。維新の会が配慮するのは、太陽の党じゃあなくて国民なんじゃあないの。

 選挙を前にして、政党名も公約(マニフェストと言うのも恥ずかしい)も、壊れた蛍光灯のように点いたり消えたりして、忙しない。

2012年11月19日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 75

2012年11月19日(月)曇り雨

 昨日公演がはねてから、東池袋から池袋駅まで友人と2人でぶらぶらと歩いた。駅が近くなると、一体この人の群れはどこから湧いてきたかと思うほど、若い人達が溢れていた。
 私達も若かった時は、銀座・新宿・渋谷・池袋と、どの盛り場を歩いても、それなりに街に溶け込んでいた。所が今は、繁華街はどこもよそよそしくて、まるで外国の街を歩いているような錯覚すら覚えた。
 「激変する時代環境では過去の経験則は無駄であるばかりか、社会適応の妨げになる」と、「暴走老人」で、藤原智美は指摘する。更に適応出来るかどうか意識しているのは未だ良いが、時代の変化を意識できず、昨日のように今日を生きようとすると、つまづくと指摘する。やれやれ。老人を生きるのも大変だ。

2012年11月18日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 74

2012年11月18日(日)晴れ

 誘われて、「モンゴル国立馬頭琴オーケストラ」を聞きに行った。オーケストラと言っても、国外遠征班だから歌手も含めて10人一寸の編成。

 「馬頭琴」と言えば教科書にも出てくる「スーホの白い馬」で、2部では女優竹下景子による、朗読もあった。
 何よりも初めて聞く「ホーミー」という、モンゴル独特の声に驚いた。今までもテレビなどで聞く機会があったが、それとはまるで違う音で、フクロウでも鳴いているのかと思った。
 演奏する人達は、場慣れしていないというか、とても初々しい感じがするのもご愛嬌で、彼らの演奏する曲はモンゴルの広い草原と疾走する馬たちを連想させてくれた。

 また、視覚障害の人達が沢山見えていた。

2012年11月17日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 73

2012年11月17日(土)曇りのち雨

 魚屋でシジミを物色していると、「高いわねえ。ひとり暮らしじゃ食べられない」と、同年配の女性に怒ったような声を掛けられた。大きめの良いシジミだが、100258円。

味噌汁の具は何でも良いが、1袋19円のもやしばっかりでは飽きる。たまにはシジミも食べたいので、311円のパックを買った。2回に分けて食べるつもりだ。

「貝は冷凍が利くので、何回かに分けられます。」と、答えた。彼女は「それにしても高い」と言って、店員にもっと小さいパックはないかと、聞いていた。

2012年11月16日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 72

2012年11月16日(金)晴れ

 何時もの床屋へ行った。テレビで解散のニュースを見ながら、お喋りしていると、「そうそう○○の団地にも、福島原発から避難して来てる人がいるんですって」と、オーナーは言った。「1人月に10万円貰えるんだって。家賃もかからないらしいし、4人居れば40万円。良いじゃなーい。だからね、働かないでぶらぶらしているんだって」と、舌は滑らか。
 この不景気で、少ない年金もまた削られる我が身を振り返れば、一瞬そうかなと思った。いやいや、自分の暮らしの根底をひっくり返された補償が、月10万円というのは果たして高額だろうか?
おまけに避難先では、周りの人達にあれこれ詮索される暮らしだ。
彼らは、屈折した不満を、どうしているのだろう。

2012年11月15日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 71

2012年11月15日(木)晴れ

 13日・火曜日のTBSラジオ「DIG」で、「大臣と官僚」を聞いた。ゲストの元官僚氏は、今の政治状況をこんな風に解いた。
 民主党野田氏は、TPPで党内の反対派を追い出し、選挙で多少少なくなっても、自民・公明と組んで、政策を進めてゆくと。

昨日、今日のニュースを聞いていると、成る程その通りになっている。

2012年11月14日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 70

2012年11月14日(水)晴れ

 「オリンピック誘致に負けたのは、国民の支持が少なかったからだ」とか、マスコミが誰かさんの代弁をしている。で、今度こそ東京開催を勝ち取る為に、国民はこぞって賛成せよとも言っているのだ。

 然し、3.11、東電フクシマ原発で水蒸気爆発が起きた時、外国人がぞろぞろと帰国したのは、記憶に新しい。
 東電フクシマ原発の状況は、あれから解決の目途はついたのだろうか?残念ながら、未だに溶け落ちた燃料が、何処にどの位あるのかもわかってはいない。こういう状況で、外国からお客さんを呼んでも良いのだろうか?

2012年11月13日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 69

2012年11月13日(火)晴れ

 まだ8時前だった。回覧板でも来たかと戸口へ出てみたら、男が立っていた。スキンヘッドだ。くたびれてはいるが赤茶色のスーツに、ベージュのカッターシャツを着て「廃品回収だが、何かありませんか」と妙に落ち着いた声で言った。男のただならぬ雰囲気におされて、思わず一歩後ずさった。そう「むしょ帰り」という言葉が浮かんだ。(えーありません。)と喉から声を押し出すと、以外にあっさりと「そうですか」と言い置いて、出て行った。
チラシさえ持っていない男の、鋭いまなざしだけが残った。
 想像するに「新宿鮫」に出てくる人物だ。
 夕方、前の家の奥さんがゲートボールから帰ってくるのを待って、件の男が来たかと聞いた。その時間なら来たが、インターホーン越しに断ったと言った。

2012年11月12日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 68

2012年11月12日(月)雨のち晴れ

 以前購読していた某新聞から、電話がかかった。「キャンペーン中なので、6ヶ月契約してくれれば洗剤はおろか、図書券、明治座ペアー観劇券その他あれこれをくれると言う。」こちらの気持ちや、意向は全く忖度しないでただ、餌で釣ろうとする態度が気に障った。洗剤が欲しくて新聞を読んでいるのではない。新聞社が記事で勝負をしないで、どうするのか。今読んでる新聞は、社是として脱原発・反原発を掲げているから、それに賛同して購読しているのだと、啖呵のひとつも吐いてやりたかったがまあ、私も年の功で「考えておきます」と、冷たく言うに留まった。
 この春泊まった弘前のビジネスホテルで、宣伝用の読売新聞が山積みになっていたのを、思い出した。

2012年11月11日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 67

2012年11月11日(日)曇りのち雨

 我が家の熱帯魚(グッピー)は、水温が20以上になると、途端に動きが活発になる。でも魚も私も、間食、食べ過ぎには注意しなくてはならない。
 昨日の「歌う会」は、来年1月の発表会まで練習時間はあと3回、先生は焦りまくっているが、我々生徒は(覚えられないものは、覚えられない)と、開き直っている。と言うよりも皆さん大変真面目な方ばかりで、一生懸命になるほど緊張して覚えも悪く表情も硬くなってしまうのだ。でも年の功とロングスカートで、何とかなるだろう。

2012年11月10日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 66

2012年11月10日(土)晴れ

 お昼のニュースで、CIA長官が不倫で辞職。再選されたオバマ政権の初黒星とか言ってたが、信じられなーい。大体「不倫騒動」位もみ消しに出来ないCIAなんて、現実的じゃあない。裏がありそう。例えば、「オバマを落選できなかった責任を問われた」何て理由の方が、ずっと本当らしく聞こえる。
 明日から寒くなると言うので、水槽の水を取り替えるついでに、熱帯魚の魚口調査を行う。メス43(15)オス72(20)チビ46(25)括弧内は、去年11月11日の調査。
断固として今日から餌は、朝1回とする。

2012年11月9日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 65

2012年11月 9日(金)晴れ

 秋の日のつるべ落とし・・と言うけれど、朝起きて3度の食事の支度をして、1日が終わってしまう。加齢と共に、時間も縮むらしい。そんな貴重な時間の一部を、友人からの「皺が増えた」と言う悩みの電話に付き合った。

2012年11月8日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 64

2012年11月 8日(木)晴れ

 ベルが、座ったまま目をつぶって、居眠りをしていた。
涼しくなったせいか、歳の所為か、私もこの頃よく寝る。特に昼食のあとで眠くなる。用事がないときは(ま、大体はそうなのだが)そのまま逆らわず昼寝をする。とまあそれは良いのだが、夜が、眠れなくなる。
 然し上手が居て、家人は朝食、昼食、夜食と食事の度に、横になってスーカー・スーカーと気持ちよさそうにしている。そして夜は遅くまで起きているらしい。

2012年11月7日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 63

2012年11月 7日(水)晴れ 立冬

 今朝は珍しく霧の朝だったが、日中は良く晴れて気持ちの良い秋の1日だった。
夕方4時半。何時もの公園で、西の空に低くぶら下がった大きな夕日を、ベルと眺めた。ベルは感動したか無口だ。
 公園の隅では、4,5歳ぐらいの男児5人が、野球の真似事を大人から教わっていた。近くのベンチで、乳児を連れたお母さん達3人が見守っている。(言いたくないが)昔、子ども同士で教え合った事が、現代ではこんな風に形を変えた。

2012年11月6日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 62

2012年11月 6日(火)雨

 第一火曜日は川柳句会。今日は互選以外は全ボツ。散々の結果だった。仲間に、どうしたの?かなんて聞かれたが、どうもしない。ただ、気持ちが全く乗らないのだ。
 ま、それはともかく、いつも隣に座っているAさんが、最近胃の具合が悪いという。(で、原因を色々と考えたんだけれど、4月から主人が定年で、ウチにいるようになったからだと思う)と言う。(1日に何回も行って来ます。ただいまってうるさくって、いい加減にしろって言いたい)とか言ってるが、聞き流す。
そういえば、管理職だった夫が、定年で家に居るようになった奥方が、3ヶ月でウツになったという話も聞いた。

2012年11月5日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 61

2012年11月 5日(月)曇り

 今朝は寒かった。急いで電気炬燵とストーブを出して、点けてみる。ストーブは消したが、家人の要望で炬燵はそのままにした。風邪でも引くとやっかいなので、高齢者家族はやせ我慢はしないことにする。
 炬燵で午前中は家人が、午後は私が居眠りをした。

2012年11月4日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 60

2012年11月 4日(日)晴れ曇り

 今回の旅行は、2人で出掛けたので家は留守になる。犬は近くのペットホテルに預けるとして、熱帯魚の始末に困った。いろいろと考えた末、いつもとは違うフレーク状の餌を網袋に入れて、水槽内に浮かせた。
 さて、帰宅して一番に水槽を覗くと、死んだ魚は一匹もいない。チビも元気だ。然し多くの魚が水面近くに集まっていて、餌を入れた網袋を引き上げてみたが、減っていない。水槽に手を入れてみると冷たいので水温計を見ると、20を切っている。ヒーターも壊れている様子はないので、急激に下がった気温に連動したらしい。そのせいで、餌の食いも減ったのだ。
 汲み置きしてあった2リットルのペットボトルの井戸水を30に温めて、水槽に入れてやった。留守番のご褒美だ。

2012年11月3日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 59

2012年11月 3日(土)曇り

 ツアーで、沖縄は八重山へ行って来た。石垣島を拠点にして、西表島、由布島、竹富島を観光して廻ったが、東京から2200qの石垣島は、やはり遠かった。
 それにしてもこのコース、2泊3日で5万2千8百円とはどんな計算で出て来たのか安さに驚く一方、韓国・台湾旅行と較べると、値段はますます分からなくなる。
 沖縄本島は、10年ほど前マグノリアさんと行ったことがあり、今回は2度目。

普段見慣れない熱帯・亜熱帯の景色に、大いに満足した。加えて観光地で受けたサービスも(同じ様な事をして貰っても)、知り合いの親しい人に構って貰っているような安心感や嬉しさがあった。沖縄も、離島ではより厳しい歴史があったと聞いているが、あのおおらかさはなんだろうか?

2012年10月30日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 58

2012年10月30日(火)晴れ

 ベルの薬がなくなるので、貰いに行った。ベルは診察台の上に乗せられると、緊張して小刻みに震える。若い美人の先生がしっかり抱いてくれても、震えは止まらない。薬を飲むようになって咳はすっかり出なくなり、涼しくなったせいか食欲も戻り、散歩も進んで歩く。然し、お腹の出た先生は(ま、心臓の音は前と同じ、かなり大きいです)と、事も無げに言う。
 今朝、公園で会ったサムは、白髪だらけの顔に後ろ足は震えるとかで、すっかり老いぼれ犬になってしまった。喧嘩っぱやくて、飼い主は菓子折を提げてあちこち謝りに歩いたのが、嘘のようだ。ハナは不整脈だという。犬社会も世代交代が来たようだ。
 明日から2日まで、お休みします。m(_ _)m

2012年10月29日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 57

2012年10月29日(月)曇り

 公園で犬仲間の(リョウ君)にあった。
所が今日から(ケイ)と名前を変えたと、別の仲間が、ニヤニヤしながら言った。何でもリョウ君のお母さんが新人歌手の山内恵介とかに夢中で、おっかけしてるのだとか!
ご本人は(昨日のテレビを見てくれた?)などと、口角泡を吹いて喋っている。一息ついた所で、「山内恵介」のどこが良いのか?歌が上手いとか、イケメンだとかと聞いて見ると、すかざず(全部、ぜんぶだね)と答えた。返事に詰まっているとエマのお母さんが「ほらね。でも羨ましいわね」と言った。
因みに追っかけをしているリョウのお母さんは60代後半である。

2012年10月28日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 56

2012年10月28日(日)曇りのち雨

 いつもベルと行く公園で「区民祭り」が、あった。結構な人出で、掘り出し物はないかと目を泳がせながら歩いて居ると、歌の仲間3人と、会った。でも名前を呼ばれたのではなくて、アラとかマアなのだ。3回続いて気が付いた。彼女たちは、私の名前を思い出せないのだ。私も3人のウチ、1人の名前を思い出せなかった。それが何時も隣に座る人なのに。どうも高齢になると、女性よりも男性の方が、名前の記憶が良いようだ。我が家では家人の方が、個人名がすっと出てくる。友人のAさんは、ご亭主とテレビを見ていて出演者の名前を当てっこすると、必ず負けると言う。
マグノリアさんにその話をしたら(そうそう、若いタレントの名前なんか直ぐに覚える)と、賛同した。
 普段の暮らしで特別不便はないのだが、やはり名前は覚えたい。

2012年10月27日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 55

2012年10月27日(土)晴れ

 旅の3日目は、夜半から雨になった。それでも折角だから後楽園へ寄る。広々とした見事な庭園だが、なんせ雨で寒い。早々に引き上げた。後楽園は、外側の旭川に沿った河川敷の桜並木が満開になるときが一番賑わうと、タクシーに乗ったら教えてくれた。

 倉敷へ付いた頃は雨もあがって、大原美術館を中心とした町並み保存地区で遊ぶ。ここで初めて、老若男女の観光客に揉まれ、やっと観光地へ来たという安堵感があった。
 帰りは裏道を選んで駅へ戻った。覗いて見ると細い路地が、毛細血管のように入り組んでいる。駅に一番近い立派なアーケードを持つ「えびす通り」は、片側の商店街がそっくり剥がされていた。残った半分の商店街も、息も絶え絶えという様子。その原因は、空港へのバス停がある駅の北口へ行って見て分かった。そこには駅から直結したショッピングモールが、デンと建っていた。開店してから1年半だという。更にその先には映画館まであるイオンが出来たので、どうも先に出来た商業施設(長崎屋系)が押されているという。これはバスを待つ間、暇そうな地元の車掌から聞いた話。全国どこでもあることが、ここでも進行中だった。
 小豆島にしろ倉敷にしろ、どちらもテーマパークを見るようで、もう一度訪ねたい気持ちは起こらなかった。(完)

2012年10月26日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 54

2012年10月26日(金)晴れ

 2日目。岡山港からフェリーで、小豆島へ向かった。
朝7時台の乗客は10人居ただろうか?船の甲板に足湯が付いていたので、70分の航路の殆どを足湯に浸かって、右に左に近づいては遠ざかる島影を眺めて過ごした。
 私達はオリーブ園と映画村を廻ったが、団体の観光客に会わなかったし、個人客も数えられる位だった。紅葉の名勝寒霞渓も、シーズン中の土日しかロープウエイが運行しないと言う。観光シーズンに観光地が暇というのは、観光客も落ち着かない。
 現地をバスに乗ってみて分かったことは、映画「二十四の瞳」で、高峯秀子が演じたおなご先生が自転車で通ったという、一本松の自宅から岬の分教場までの13qは、とても自転車で通える道ではないと言うことだった。

2012年10月25日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 53

2012年10月25日(木)曇り

 備前焼というのは、千年以上の歴史を持つという。
然し、地元の食べ物屋では、備前焼の器はついにお目にかからなかった。倉敷の備前焼の店でお茶を飲んだ時に供されたのが、唯一だった。
 質実剛健、野武士の様な魅力を持った「備前焼」は、もともと「瓶」と「すり鉢」が主商品だったというから、今の生活からは遠くなった。 「お祭り」も2日間で14万人の人出と言うが、そんな風には見えなかった。
 ただ帰りの電車を待つ間に知り合った3人組は、3年連続で祭り期間中通っていると言った。熱心なファンはいるのだ。

2012年10月24日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 52

2012年10月24日(日)晴れ

 久しぶりにマグノリアさんと、中国地方岡山付近をほっつき歩いた。
出入り口は岡山空港で、1日目は赤穂線伊部(いんべ)の備前焼祭りを楽しみ、2日目は船で小豆島へ渡り、更に船で高松へ寄ってうどんを賞味してから、瀬戸大橋線を初めて乗車して岡山へ戻った。3日目は後楽園を見学してから倉敷へ出掛け、町並みや大原美術館を見物して岡山空港へ戻った。
 何より驚いたのは、飛行機が飛び立ってから自宅に帰着するまで(岡山空港羽田空港リムジンバス私鉄自転車自宅)が、たった2時間という早さだった。

2012年10月20日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 51

2012年10月20日(土)晴れ

 先生の都合で、今日の午前中は「歌う会」があった。
今日は新入生も1人あって、平均年齢72歳の会員34人で、覚えが悪くても歌って楽しんでいる。先生は先月、声が出なくなってお休みして以来、何となく元気がなくなった。
 私達は(60歳前後は、体調が変わる頃よね)と、女性の先輩として余裕を見せるが、ご本人にとっては辛い時期だ。
 (明日、21日から23日迄、お休みします。)

2012年10月19日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 50

2012年10月19日(金)晴れ

 先日再放送された映画「チャイナシンドローム」を見た。
これは1979年制作だから、33年も前の映画だ。同じ年に、あの「スリーマイル島原発事故」が、起きている。スリーマイル島原発事故は、フクシマ原発事故と同じ原因(冷却水が抜けて、空だき状態)で、メルトダウンが起きた。
 いや、映画の方は事故が起こりそうだと言うところまでだが、見ていてドキドキした。原発会社のコストカット、利益追求のためのあれこれが、フクシマ原発事故以来私達がこれまで見たり、聞いたりした事とそっくりなのが、可笑しかった。

2012年10月18日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 49

2012年10月18日(木) 曇りのち雨

 この所「連続殺人事件」の陰になったが、私は「パソコン遠隔操作事件」の方が恐い。あの事件の経緯を見ていると、私だって何時利用されるか分からないという不気味な怖さがある。それにウイルスは毎日増殖していて、ウイルスバスターでも、防ぎきれないのだという。 今回の事件では未成年者が逮捕され、少年院送りとなり結局大学を中退した被害者もいるとか。
 犯人は安全地帯にいて、不特定の人の人生を指先でつぶしている。

2012年10月17日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 48

2012年10月17日(水) 晴れのち曇り

 「ああいえばじょうゆう」何て言って、ああと思い出せる人はどの位いるのだろうか?20年近く前オウム事件の時、教団の広報担当者として連日マスコミに登場して、ぺらぺら喋った人物がいた。私達が「デイベート」なんて言葉に出会ったのは、この時だったと思う。後で、喋ったことは嘘だったとばれて、彼は下獄することとなる。
 アメリカ大統領選で、候補者2人のテレビ討論会の出来が、2人の支持率を左右していると言う。アメリカ国民は、そんなに政治家の話を信用しているのだろうか?
 日本の政治家は、マニフェストとして掲げたことさえチャラにして恥じない。私達は「政治家の言葉」に、うんざりしている。
なのにまた、大声で喋り散らす政治屋を諸手を挙げて、歓迎している。アメリカ国民を笑えない。

2012年10月16日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 47

2012年10月16日(火) 晴れ

 誘われて、芝居見物に出掛けた。待ち合わせ場所に行くと娘も来ていて、久しぶりに会った。友人と娘は近くに住み、お互い気楽な独り身なので、時々一緒に食事をしたりお茶を飲んだりしているらしい。
 帰宅してから「(私が)さっさと歩いていたので、安心した」なんて、娘から電話があった。

2012年10月15日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 46

2012年10月15日(月) 晴れ

 グッピーは、子どもで生まれるとパソコンが教えてくれたから熱心に眺めているが、なかなか生まれる現場に遭遇しない。然し、目玉だけのチビが増えているから、生まれているのだ。
 今日は「増えたグッピーをどうするか?」というサイトを見つけて読んだ。散々引っ張った後、「むやみに増えないように飼うのがコツ」が結論だった

2012年10月14日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 45

2012年10月14日(日) 曇り・雨

 (人は、見かけじゃないよ)とは言うものの、あの人はテレビで見ただけでも、なんか違和感があった。ばれてる嘘を、言い繕っているのを見るのは哀しくて、切ない。
 それにしても、ノーベル賞受賞の最先端研究を支えているのが、契約社員だったとはね。

2012年10月13日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 44

2012年10月13日(土) 晴れ

 「歌う会」では、発表会に向けて震災復興支援ソング「花は咲く」の練習に、一生懸命である。みんな真面目に全力を傾けて、覚えようとしているのだが、先生に「皆さん、覚えるのは時間がかかるけど忘れるのは、一瞬ですね。」なんて言われてる。
現地でこの歌は、何処でも校歌のように歌われているという。それに、松島近くの実家が流されたという仲間は「1年半たっても未だ、海が汚れているのよ」と、嘆く。

 金木犀の香りを運ぶ風は爽やかで、空は高い。久しぶりにベルと、遠出した。公園に自転車を置いて、花島大橋を渡って花見川遊歩道を歩く。公園に寄って花島観音へ廻る。そろそろコスモスが咲き始めているか思ったら、未だ10pから15p位しか育っていなかった。今年は都内の紅葉予想が12月だというのも、頷ける。いつもの花島公園へ戻って、ベンチに並んで座って、遊んでいる親子を眺めた。ベルと私の影が芝生に落ちている。ベルは私に少し体重を掛けている。ベルの体温が伝わって来た。
 4時になったので、自転車の前篭にベルを乗せて帰った。

2012年10月12日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 43

2012年10月12日(金) 晴れのち曇り

 週いちで、ヨガの稽古に通っている。
場所は先生宅で、毎回7,8人で汗を流す。生徒は20代から40代の主婦で、年齢をいったら(母よりも10歳年長)だと言われた。
 ヨガというのは、準備体操はしない。お終いは横になって寝る。数分間でも鼾をかいて寝てしまう人もいる。今日は、トレーニング中、何人ものお腹が鳴った。

2012年10月11日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 42

2012年10月11日(木) 晴れのち曇り

 今までは「タリバン」に対して色々な見方があったけれど、今回のパキスタンでの少女襲撃事件(マララちゃん事件)で、タリバンは、世界中の女性を敵に回したと思う。
女性が教育を受ける権利を否定して、暴力で押さえつけよう何て、言語道断。
 ま、日本でも60年ほど前までは「女はどうせ嫁に行くんだから、学問なんていらない」って言われていたけれどね

2012年10月10日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 41

2012年10月10日(水) 晴れのち曇り

 今日から「相棒・11」が始まり、毎週楽しみが増えた。ラジオの川柳欄で「解らんが とにかくめでたい ノーベル賞」が選ばれた。同感。

2012年10月9日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 40

2012年10月 9日(火) 晴れ

 中山教授のノーベル賞受賞のニュースは、八方ふさがりのこの国に久しぶりの明るいニュースだ。然も受賞の対象となった研究内容は、庶民にとって訳の分からない「なんとか理論」ではなくて、今まで治療が難しかった病気に使えそうだと言うので、一層身近に感じられる。
 そこまでは良いのだが、人間の欲望は切りがないので将来「人間そのものの再生」なんて事になりはしないだろうか?

2012年10月8日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 39

2012年10月 8日(月)体育の日 晴れ

 水槽の魚たちは、私が近づくと(餌を貰えるかと)全員が水面に集まってくる。一方家人は、食事の度に呼ばなければならない。呼んでも返事だけの事もある。
 水槽のガラス越しに魚と対面する訳だが、魚から私はどんな風に見えているのだろうか?ストーカーみたいに決まった魚を追い回す魚もいるし、わざと横っ腹を突っつく魚もいる。それに、魚は少々ならバックもする。これらの行動はみな、水槽が狭いのでストレス行動なのだろうか?
 ともあれ、水槽内を覗いていると、飽きない。

2012年10月7日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 38

2012年10月 7日(日)雨のち曇り

 水槽内の松藻に隠れている稚魚を発見。数える度に増えるのだが、現在6匹。この程度なら、なんとかなると思う。
 新宿サザンシアターで、民芸の芝居「冬の花」を観た。1970年代に作られた、広島の被爆問題をテーマにしたお話。フクシマ原発問題も、同じ様なものとして喚起させようとする意図だろうと思えなくもないが、それにしても余りにずれ過ぎていると、感じた。

2012年10月6日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 37

2012年10月 6日(土)晴れ

 勉強の出来た人って言うのは、何時までも勉強をしたいものらしい。きっと「勉強症候群」とかいって、勉強してないと不安になるのだ。

 趣味仲間のAさんは、私と同年。公民館で絵の他に外国語を2つ取っている。今度また、古典を読む会が出来たからと、入るようなことを言ってるから「あんまり勉強すると、呆けるよ。楽しいことやった方が、身体に良いよ」と教えてあげた。

2012年10月5日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 36

2012年10月 5日(金)晴れ

 2日前までは、順調に涼しくなって秋が来ると思える陽気だったので、「おでん」の支度をした。それが昨日今日の、この日差しの強さは真夏並み。大鍋で仕込んだおでんを、どうしてくれる。
 劇団民芸の大滝秀治が、亡くなった。87歳。たったひとつのセリフで、健さんを泣かせた俳優だ。映画「あなたへ」を見に行こうか。

2012年10月4日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 35

2012年10月 4日(木)晴れ 日差し暑い

 ミスプレイの多いオスプレイが、地元沖縄県民の反対を押し切って、訓練を始めた。日本政府もアメリカ政府も、道理が通じない相手と私達はどう渡り合うか?
 いじめの対処法は、先ず相手から逃げる(昔から三十六計逃げるが勝ちとも言う)。 腐った相手に何時までもやられっぱなしを止めて、乱暴に聞こえるが、沖縄は独立してはどうか。スイスの様に軍事的中立を宣言して、関税なし、観光とエンターテイメントとで、東南アジアから客を呼べると思う。
 勿論日本政府は、沖縄の独立に抵抗すると思う。その時は、基地全廃を取引条件に使える。
 うん、我ながら言い提案だと思う。エンディングノートに書いておこう。

2012年10月3日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 34

2012年10月 3日(水)曇り・雨

 今いろいろと難しい関係にあるお隣中国では、建国記念日に絡んで大型連休の最中で、連休中に移動する人の数は3億4千万人と、予測されるとか。人口1億2千万人の日本に住むばあさんには、想像を絶する事態だ。
 数字は細工できるから、そのまま受け取ると問題もあるが、世界銀行の発表では、失業者は世界中で2億人、その4割りは25歳未満の若者。更に学校に行かず、仕事もせず職探しをしていない若者は、6億2千万人だという。
 第3次世界大戦なんかなしで、社会構造を変えて貰いたい。

2012年10月2日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 33

2012年10月 2日(火)晴れ

 今日は川柳句会で私の句。

2012年10月 3日(水)曇り・雨

 

 今いろいろと難しい関係にあるお隣中国では、建国記念日に絡んで大型連休の最中で、連休中に移動する人の数は3億4千万人と、予測されるとか。人口1億2千万人の日本に住むばあさんには、想像を絶する事態だ。
 数字は細工できるから、そのまま受け取ると問題もあるが、世界銀行の発表では、失業者は世界中で2億人、その4割りは25歳未満の若者。更に学校に行かず、仕事もせず職探しをしていない若者は、6億2千万人だという。
 第3次世界大戦なんかなしで、社会構造を変えて貰いたい。

互選・題「好き」しあわせの予感子どもの笑い声人間が好き人間は疎ましい

題「ゆっくり」ゆっくりといのちいとしみ息を吐く(ボツ)見つかったとゆっくり通る広報車(ボツ)売り出し日過ぎて半値になるを待つ(ボツ)

題「記憶」それぞれの記憶遺産を積んで老い忘れたい事ばっかりを思い出すヒロシマナガサキビキニまたフクシマ(ボツ)
何人かに(私のようなーは、お世辞)面白い句を作りたいが、難しいと言われる。そう、一読してくすっやにやりとする句を作るのは、難しい。更にそういう句は、ボツになる事が多い。

2012年10月1日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 32

2012年10月 1日(月)晴れ

 大型大型と騒がれた台風17号は、このあたりでは風が酷かった。
家の中に入れたが、ヒュー、ピューという風の音と共に家が横揺れして、(我が家も古いから、屋根でも飛ばされるかと)どうにも寝付けなかった。

 ベルは薬を1週間飲んで、今日は再診日。薬を飲み始めて「咳」は劇的に少なくなったが、吐いたりして食欲は落ちた。何となく元気がなくて、「病犬モード」に入って居るかと思うと、いきなり猫を威嚇して追いかけようとしたりする。その後は勿論、ハァーハァーゼーゼーと喘いでいる。つまりはベルも、老犬になったのだ。
獣医は、体重は減っていないから(様子を見ましょう)と言うことで、同じ薬(血管拡張剤)を1ヶ月分貰った

2012年9月30日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 31

2012年 9月30日(日)曇り・台風近づく

 台風が気になったが、思い切って渋谷へ「レーピン展」を見に出掛けた。
友人を誘ったが、(現地トレチャコフ美術館で見ているから)と断られた。
 私が見たい絵は2つ。「思いがけなく」と「ムソルグスキー」の肖像画。ムソルグスキーの澄み切った眼が、見る者の心を揺さぶる。
率直に言わせて貰えば、レーピンはロシアの激動前夜を、誠実に生きた人だったと思う。

2012年9月29日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 30

2012年 9月29日(土)曇り

 「いつものおじさんが、熱中症になっちゃって」と、比較的若い人が新聞の集金にやって来た。お金を用意する間水槽を覗いていた彼は、きれいですねぇとお世辞を言った。私はお愛想と知りつつ、ついいい気になって貰って1年で120匹にもなった話をした。彼も話に乗って、子どもの頃カマキリの卵を採って来てそのまま忘れていたら、春先になって小さな子どもが次々と生まれて、あっちもこっちも動き回って、お袋にえらく叱られたなーんて言った。増えすぎた魚については甥が、熱帯魚店へ持ってゆけば「餌用」として、引き取ってくれる所もあるなんて教えてくれたが、うーんそれもねえ。

2012年9月28日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 29
2012年 9月28日(金)曇り・雨
 マグノリアさんと映画「天地明察」を見た。原作は「本屋大賞」受賞作。江戸時代日本独自の暦を初めて作り上げた実在の人物、安井算哲の物語。
 それまで中国製の暦を使っていた日本が、新しく日本の暦を作り上げるまでの苦労や、またそれを導入するに当たって、利権を持つ公家階級の抵抗などのお話だが、私の興味は測量隊の歩き方だった。
 幕府より測量の命を受けた一行は、幼稚園生の行列のように、1歩ずつ膝を高く上げて歩くのだ。そしてその歩数をちいさな糸車のような道具へ記録して、歩数によってその日の歩いた距離を割り出す。雨の日も風の日もこんな風に、文字通り身体を張った地道な仕事を続けた先人達に、脱帽だ。
2012年9月27日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 28

2012年 9月26日(木)晴れ

 夕飯を食べながらニュースを見ていた。オスプレイが試乗会をやっているという。家人に「招待状が来たら、乗ってみる?」と聞いたら、むっとして(乗るわけないだろう)と言った。私は(大きな声では言えないが)乗ってみたい気がある。どうせタダなんだから。いやいやタダより高いものはない、ということか。
 東電原発事故のセシウム汚染焼却灰の最終処分場を政府が一方的に決めて、指定された所は当然反発している。最終処分場は、国会の敷地内が最適でしょう。もうレベル7の原発事故を消したがっている国会議員も多数いることだし、彼らに事故を忘れさせないためにも。

2012年9月26日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 27

2012年 9月26日(水)晴れ

 日の暮れるのが早くなった。コロコロ、リーンリーンと虫の音が、ひんやりとした風と一緒に家の中に入ってくる。
 ふと、浪江町や大熊町など被爆地でもやはり、虫は鳴いているのだろうか?などと考える。被爆した牛を殺したくないべこや(牧場主)が、全国の大学などに呼びかけて、研究材料として育てている牧場があるというから、環境問題として昆虫などの研究をしている人もいるかも知れない。そのべこやさんは、いつも飼料代に追われているという。

2012年9月25日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 26

2012年 9月25日(火)曇り

 昨日「中程度の心不全」と診断された、べる。本人(本犬)に病気の自覚はないから、何時もと全く同じだが、飼い主の方が何となく緊張している。白い小さな錠剤は、ドッグフードと一緒に手のひらに載せると、なんのためらいもなく食べた。
 夕方の散歩で公園まで出掛けたが、帰りは自転車に乗せて連れて帰った。その時、ベルの顔をつくづくと眺めたが、やっぱり老けた。ベルも私を見つめていたから、同じ事を考えていたと思う。

2012年9月24日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 25

2012年 9月24日(月)晴れ

 病院から戻るとベルは、いつまでもいつまでも水を飲み続けた。(ひぇー緊張したぜ)とでも言うように。
 心臓に雑音が聞こえると言われたのはもう2年前のこと。咳が出るようになったら、治療が必要と言われていた。それが先月から、気になり始めたのだ。暑さの間は、こちらの身体がままならず、涼しくなった今日、やっと病院へ連れて行った。
 血液検査、心臓のレントゲン検査、心臓の超音波検査などをした結果、病名は心不全(僧帽弁閉鎖不全)。根本的な治療法は、人間ならば心臓弁置換手術となるが、犬の場合現在では現実的ではない。次善策として、血管を拡げるとして、血管拡張剤を処方して貰った。但し、薬の量が不明なので、取りあえず1週間分で様子を見る事になった。
 日常生活での注意点は、暑さに弱い。(成る程、だから8月から症状が顕著になったのか)散歩も負担にならない程度。
 ベルも人間に換算すると70歳になる。犬仲間に「若い」と言われるがやはり、歳は取っているのだ。

2012年9月23日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 24

2012年 9月23日(日)雨

 朝から雨で、一気に気温も下がった。慌てて長袖を着る。
熱帯魚も震えているかと水温を調べると、24だった。気温と大体連動する。
風邪でも引くといけないので、ヒーターを入れてやった。
 夜は新里芋にカボチャも入れて、先日お土産に戴いた「ほうとう」を煮て食べた。

2012年9月22日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 23

2012年 9月22日(土)晴れ お彼岸

 「夕べは、犬のハナに夏がけを取られたので、寒くて目が覚めた。」と、マグノリアさんは言う。ハナの方は、布団にくるまってぐっすりと眠れたらしい。
 お彼岸も中日となってやっと涼しくなったので、午前中少し片付けをした。午後は佐倉市民音楽ホールへ、「チェロリサイタル」を聴きに出掛けた。
 内容は満足出来たし、チケット代は東京の半額、場所も近くて言うことなし。充実した秋の1日だった。

2012年9月21日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 22

2012年 9月21日(金)晴れ

 来年80歳でエベレストを目指すという、三浦雄一郎の話をテレビで聞いた。アンチエージングがテーマだった。彼のトレーニングのあれこれを見せてくれたのだが、彼の父親でやはり(冒険家?)の三浦敬三も、終生トレーニングを欠かさなかった。
 或る時その父親が「トレーニングだけやっているのでは、やはり呆ける」と、言ったとか。何故?ではどうすればいいのか?「目標があってこそ、心も燃えて(若返る)」
 今日は何歩歩いたとか、ストレッチに行ったとかトレーニングが目標になっては、未だ半分だと言うことか。
 三浦雄一郎は勿論、80歳のエベレスト登山という目標の為に、日々トレーニングに励んでいる。そして楽しみでもある。

2012年9月20日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 21

2012年 9月20日(木)晴れ

 昨日は正岡子規の没後110年の子規忌だったとかで、そのことが朝刊のコラム(筆洗)に載っていた。
 美食・大食家の子規は、闘病中も枕元に友人知人弟子達を呼んでは飲み食い或いは勉強会や句会をして大いに楽しんでいたが、「悟るという事」を次のように記した。
 
「悟りといふ事は如何(いか)なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた」(病床六尺)。

2012年9月19日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 20

2012年 9月19日(水)晴れときどき雨 彼岸の入り

 団地の中の井戸へ、水を汲みに行った。この暑さで、水槽内は軽く30を超えてしまうので、時々汲んできた水を足してやらねばならない。
 水くみ場で、同年配のおばさんに声を掛けられた。軽く答えて帰ろうとすると、近くに座り込んで話を始めた。最近この団地へ引っ越してきた訳や、移り住んだ住まいの様子、果ては旦那の癖までと話は牛のよだれがごとく続いて切れない。
 しばらくは相手になっていたが、思い切って話に割って入り「ごめんなさいね」と言った。彼女は名残惜しそうに、自転車に乗った私を見ていた。

2012年9月18日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 19

2012年 9月18日(火)晴れときどきくもり

 図書館に予約してから半年が経って、やっと「あんぽん 孫正義伝」が届いた。なのに何故かすぐ手に取るのがためらわれて、一緒に借りてきた他の本などを読んだ。読む本がなくなってやっと読み始めたら、一気に(二晩で)読んでしまった。面白い。目茶苦茶面白い。何が面白いって、登場人物−と言っても、孫正義に関わる両親、兄弟、親戚なのだが−が、誰も彼もが胡散臭いのだ。それぞれが欲望のまま、迷いなく、がむしゃらに、ただ前へ前へと進む。だからぶつかるし、警察沙汰にもなる。
 でも、読み終わって爽やかだった。なんとなく胡散臭いと思っていた孫正義が、ユニ−クな人物へと印象が変わった。

2012年9月17日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 18

2012年 9月17日(月)晴れ

 敬老の日とかで、関連ニュースも多い。
野毛山動物園の36歳の駱駝は、人間に換算すると100歳だとか。お祝いのリンゴを貰って食べる口の動きが、人間の高齢者のそれと同じだった。気を付けねば。
 今年ももう2回栗ご飯を炊いたが、栗をむく包丁「くりくり坊主」の調子が悪い。HPで問い合わせると、メンテナンスしてくれるという。
そして今日、20年近く使った「くりくり坊主」は新品同様になって戻って来た。

2012年9月16日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 17

2012年 9月16日(日)晴れ

 今朝、朝食の支度をしていたとき、何気なく家人の顔を見て驚いた。目の下の骨(眼窩)が浮き出ている。どうしたのかと詰問したが、本人はきょとんとしている。この前、家人の顔を見たのは何時だったか忘れたが、夏やせしたのだろうか?それとも単に、老化が進んだのか?
 イヤ待てよ。自分の顔はなかなか客観的に見られないから、私も誰かを驚かせているのだろう。一体いつ老化しているのだろうか?

2012年9月15日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 16

2012年 9月15日(土)晴れ

 ひと月半ぶりで、「歌う会」があった。
(この夏どうしてた?)(暑かったわねえ)と、生徒達は未だ夏休み気分だが、先生は来年1月の発表会へ向けて、臨戦ムードだ。
 で、新しい曲「花はさく」のお稽古が始まった。震災後この歌は繰り返し耳にしていたのではなーは はぁなは はなは さく〜の所だけは、覚えて居る。
今日その歌詞を始めて目にした。作詞岩井俊二「真っ白な 雪道に 春風香る 私はなつかしい あの街を 思い出す 叶えたい 夢もあった 変わりたい自分もいた 今はただ なつかしい あの人を 思い出す 一部抜粋」
 読んだ途端、今までに見た映像や写真が一気に思い出されて、涙が溢れ、鼻水が流れた。喉の奥は詰まって声は出ない。当事者ではない私の中にも未だ、こんなにも生々しい傷があった。

2012年9月14日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 15

2012年 9月14日(金)晴れ

 今年は、いつまでも茄子が安い。
それもつやつやぴかぴかの新鮮な茄子で、茄子好きには誠に有難い。茄子は、煮ても焼いても炒めても蒸しても漬けても好きだ。でも一番好きなのは焼き茄子。
 然し焼き茄子にすると、皮をむかなければならない。色彩の名前にもなった、綺麗な「なす紺」の皮をむくのは少し罪悪感がある。
 今晩も悪いなあと思いながら、焼き茄子の皮をむいた。
今夜は黒ビールだ。

2012年9月13日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 14

2012年 9月13日(木)晴れ

 お彼岸も近いというのに、朝から日差しが強い。でも、今朝は蝉の鳴き声がしなかった。朝ご飯を食べているとき、近くで鳴かれると、アレは本当に羽根をこすって出す音か、厭がらせじゃあないかと暑さの八つ当たりもしたくなる。
こんなに暑くても、もう蝉の季節は終わったらしい。
 退院中の甥と電話で喋った。今は1週間置きに入退院を繰り返しているらしい。当たり障りのないことを少し話して、直ぐに話題が尽きた。

2012年9月12日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 13

2012年 9月12日(水)晴れ

 広報に載っていた(3回だけのヨガ教室)に上手く当たって、参加した。
20畳ぐらいの和室に生徒が15人。両手を拡げたり寝転んだりすると、もういっぱいいっぱいだった。
 所で講師は、この道20年以上のベテランと紹介されたが、お腹もお尻も豊かでぶくぶくしている。腕をあげると、見事な「ふりそで」がぶらぶらと揺れる。足下を見たら、かなりな外反母趾。
 ヨガは(息、心、体)3つの調子を整えるのが目的と言われるが、講師の身体はいわば見本みたいなもの。20年以上研鑽を積んできた成果を見せつけられると、さて次回の参加は迷う。付け加えるならば、背筋がすっくと伸びていたのは、さすがだ。

2012年9月11日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 12

2012年 9月11日(火)晴れときどき曇り

 先日の(健さん)繋がりで、録画してあった「鉄道員(ぽっぽや)」を観た。2011年制作だ。脇役が達者揃いで、ちょい役のタレントを見つけるのも楽しい。
 あんな堅物の健さんの女房にしては、大竹しのぶはやり過ぎ・派手すぎだと思う。奈良岡朋子の方言は流石に上手い。
 それにしても、見終わって何となく不満が残り、もやもやするのは前回と同じだった。

 定年と廃線が重なった駅長が、ああ都合良く亡くなるのは目をつぶるとしても、あのケースは「業務上死亡−労災」である。こういう時、管理者は必ず「そこまでやれという指示はしていない。当人が自発的にやったのだ」と言って責任を回避する。娘に(何にも良い事がなかった人生)とまで言われながら、結局乙松の生き方を(本人は本望だったろう)と、作者は肯定する。
そう、ここに私の不満の原因がある。

2012年9月10日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 11

2012年 9月10日(月)晴れ 暑い

 昨日、家人がひょろひょろと伸びた枇杷の木を切った。その所為で今朝は、暑い朝日が家の奥まで射し込んでいた。切るのをもう少し遅らせた方が良かったと言うと、イヤ金魚が明るくて喜んでいると家人は反論する。30を切った水槽の水温もまた、朝から30に戻ってしまった。
 僅かばかりの風は色も香りも秋色なのに、また首に汗疹が出来た。

2012年9月9日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 10

2012年 9月 9日(日)晴れ 特に暑い

 夕べのNHKテレビで、撮影現場の健さんー俳優・高倉 健ーを見た。健さんは81歳だとか。うーん、81歳ね。テレビで見た健さんは、長い足はすっくと伸びていたし、髪の毛も(毎日床屋へ行ってるという)ちゃーんとあるし、顔の皺もそこそこで、見た目は年齢よりもずっと若い。見せるのが俳優仕事のひとつで若さを保っているのは、それはそれで意味があるとは思うが、過去には志村喬とか笠智衆のように、スクリーンの中で見事に歳を重ねていった名優もいた。(イヤ、笠智衆は初めから老人役だったかな。)
 高齢化社会の今、俳優も一般人も上手に老化するというのは、難しい。
 若さを手放す代わりに経験を積み重ねた訳だが、(少なくとも私は)それをどうして良いか分からないのだ。

2012年9月8日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 9

2012年 9月 8日(土)晴れ 暑さ続く

 気が付いたら、角の家に「売り家」の看板が付いていた。
未だカーテンも取り付けたまま、自転車だって建て掛けてある。その家の奥さんと親しかった近所の生協仲間に聞いたら、「2月頃、一寸親戚の内へ行ってくると出掛けたまま」「それぞれ事情があるからね」と、歯切れの悪い返事が返ってきた。
 ここに住んで30年余り。それぞれの人生に、大きな変化があるには十分の時間が過ぎたということなのか。

2012年9月7日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 8

2012年 9月 7日(金)晴れ 暑さ続く

 夕方の公園でナナのお母さんに呼び止められた。
自転車にまたがって、孫娘を背中に括り付けている。ナナが死んだと言って、お世話になったとご丁寧なお礼を受けた。お世話した覚えはないが、ベルが公園デビューしたときから一緒に遊んで貰った覚えはある。16歳だったとか。
 所で、ナナのお母さんは日焼けして、元気が溢れて見えた。そういうと「そうよ、こんなのが居るんだもの」と、背中の孫ちゃんを振り返った。娘さんが孫2人と外国人の亭主を引き連れて転がり込んできてから、病気は逃げていったらしい。
ナナちゃんのお母さんが、まぶしく見えた。

2012年9月6日(木)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 7

2012年 9月 6日(木)晴れ夕方雨 暑さ続く

 夕方、食事の支度をしながらTBSラジオ荒川強啓デイキャッチを聴く。「目利きの聞き耳」と言うコーナーで、水曜日は(裁判傍聴芸人・阿曽山大噴火氏)のレポートがある。一寸引きたいネーミングだが、これがなかなか面白い。というか、裁判所という、私達から見たら特別な場所での裁判官、弁護士、被告のやりとりが聴けて、興味深い。裁判官や弁護士も、世間のありふれた業種と同じように、(良い人もいるしそうでない人もいる)のが想像できる。

2012年9月5日(水)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 6

2012年 9月 5日(水)晴れ 猛暑戻る

 甥(と言っても私と3歳違い)から、久しぶりに電話が架かって、お喋りをした。彼は肺がんと診断されてから3年。山登りが好きな彼は、1年目はほぼ従来と同じパターンで暮らし、山登りやドライブを楽しんでいた。2年目、去年の夏はスイスで1月を過ごしマッターホルンはヘリコプターから眺めたと言う。それ以降は急速に体力が落ちて、今は入院が主で時々自宅へ帰る生活らしい。それでも自宅へ帰ると治療効果が上がると言う。
 私は、ただうんうんと話を聴くだけしか出来ない。
去年の日記を見ると、丁度1年前のこの日、私はケアハウスに呼び出されて、義姉の状況を宣告された。あの時もそうなのかそういうことなのかと理解しようとしたが、受け入れることは出来なかった。特別なことは何も出来ず、その日まで今までと同じように暮らした。

2012年9月4日(火)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 5

2012年 9月 4(火)晴れ

 川柳の定例句会があった。私の作品は以下の通り。
互選「音」
したたかに生きる弱音を吐きながら 6点
混浴でガタガタ騒ぐ洗濯機     5点
「買う」
月の土地買ってそれからどうなった
素直さを買った亭主が反抗期
「やがて」
仲裁に入り話がよりこじれ
十万年待てば帰れるフクシマへ
「やがて」は2句ともボツとなったが、自分では気に入っている。

2012年9月3日(月)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 4

2012年 9月 3日(月)曇り

 私は、新聞の投書欄なんてどうせ建前、といささかバカにしていた。また、ドジョウ総理の発する言葉の白々しさに、「言葉」の無力さを諦めていたが、その考えを改めねばならなくなった。
 8月末、「双葉町 食事を有料化」という記事が夕刊に載った。原発事故後、役場ごと埼玉県加須市旧騎西高校に避難している双葉町は、同校(避難所)で暮らしている210人に、「仮設等で暮らしている町民との均衡を図るため」として、それまで無料で支給されていた弁当(三食千百円相当)を、9月から有料にすると言う。
 所が9月1日の投書欄に「党交付金と弁当有料化」が載った。江島弘二氏という方である。『・・民主党は相次ぐ離党者の分も「政党助成金」を受け続け、その額は年内で10億円に達する。
議員ひとり当たりの交付金は2306万円で、これだけあれば避難者の食費の約57年分、更に議員3.5人分で避難者210人全部の1年分食費が賄える。税金の使われ方のあまりの格差に言葉が見つからない。何不自由なく過ごす者に想像を絶する税金が費やされる反面、自立が困難な高齢の避難者達が身銭を切ることを余儀なくされる。ことが食事という生に直結することゆえ、到底無視できぬ。』

2012年9月2日(日)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 3

2012年 9月 2日(日)雨・晴れ

 ベルの小屋は家の北側、ブロック塀ぎりぎりの狭いところにある。
冬や、春秋の日中は、南側の日当たりの良い場所に出してやる。所がこの夏の暑さは、ベルが身体を冷やそうと懸命に犬小屋の廻りを掘るが、何処までも白く乾いて熱い砂しか出てこない。気の毒に思って私は、ベルの留守にせっせと水を撒いたりした。
 所が比較的涼しいこの2日間、ベルは朝の散歩から帰っても餌を食べない。南側に出してやると食べるのだ。
つまり、南側に出せとハンガーストライキをやったのだ。南側へ出しても、まだ朝の内少しの時間だけだ。
 私もベルも、涼しくなるのを首を長〜くして、待って居る。

2012年9月1日(土)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 2

2012年 9月 1日(土)晴れ

 今日から電気料金が値上がる。節電を考えて、7月末に20年近く使った冷蔵庫を買い換えた。400Lから500Lと大きくなって、電気消費量は4割に減った。更に、今日からウオッシュレットの電源は、使う時に入れることにした。
 問題は冬だ。寒がりの家人は、ホットカーペットに電気炬燵で寝るのが大好きなのだ。今更年寄りの楽しみを奪うのも気が引けるし、どうしたものだろうか?

2012年8月31日(金)
犬と歩けば・ゆっくりのんびり 1

2012年 8月31日(金)晴れ・一時雨

 都立美術館の、チケット売り場に並んでいた。なんたって暑いし、フェルメール人気の混雑でぼーっとしていると「65歳以上の方はいらっしゃいませんかー?」と、聞こえて来た。気が付くと私は「ハイ」と返事をして、右手まで挙げていた。(しまった。公衆の前で、こんなに易々と個人情報を公表するなんて。)と後悔したが、後の祭り。少ししょげていると、華やかな感じの女性がつかつかと近づいて来て「前売りのチケットが1枚余っているが、どうか」と聞いた。仲間でやって来たのだが、都合で一人分余ったのだとか。前売りなら200円も安い。勿論譲って貰った。千円札を出すと彼女は、財布の中をひっくり返しておつりを探している。私も一緒にのぞき込むと、300円はなさそうだからあるだけで良いと言うと、いえいえ大丈夫ですとポケットの中から5円玉も出して、おつりを揃えてくれた。
「有難う」と礼を言って、私達は気持ちよく別れた。