AKIYAMA 2571



夏は来ぬ



曲 目 対応ハーモニカ MP3ファイル 作成日
夏は来ぬ 2010.12.14


夏は来ぬ
  作詞:佐佐木信綱   作曲:小山作之助
(前奏)

1 卯(う)の花の匂う 垣根(かきね)に
  時鳥(ほととぎす) 早(はや)も来(き)鳴きて
  忍(しの)び音(ね)もらす 夏は来ぬ

2 五月雨(さみだれ)の 注(そそ)ぐ山田に
  早乙女(さおとめ)が 裳裾(もすそ)濡(ぬ)らして
  玉苗(たまなえ)植(う)うる 夏は来ぬ

3 橘(たちばな)の薫(かお)る 軒端(のきば)の
  窓近く 蛍(ほたる)飛び交(か)い
  おこたり諌(いさ)むる 夏は来ぬ

〔以下の演奏は省略〕


4 楝(おうち)散る 川辺(かわべ)の宿の
  門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して
  夕月すずしき 夏は来ぬ

5 五月闇(さつきやみ) 蛍飛び交い
  水鶏鳴き 卯の花咲きて
  早苗(さなえ)植えわたす 夏は来ぬ



1896年(明治29年)5月、『新編教育唱歌集(第五集)』にて発表される。
ウツギ(卯の花)、ホトトギス、五月雨、田植えをする早乙女、タチバナ、ホタル、クイナといった初夏を彩る風物を歌い込んでいる。
「夏は来ぬ」は文語で、「来」(き)はカ行変格活用動詞「来」(く)の連用形、「ぬ」は完了の助動詞「ぬ」の終止形で、全体では「夏が来た」という意味になる。


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